2012年3月2日金曜日

日本の神

週末を利用して伊勢神宮に行って来ました。
これまで何度も行こうと思いながらなかなか行く事ができず、初めてのお伊勢参りです。

建築様式としても極めて重要で美しい神宮ですが、建物だけでなく神事にまつわる様々な造形もとても美しく、日本には神が確かに存在すると感じさせられる圧倒的な気配があり。信仰と造形物の結びつきに改めて感動した旅でした。

外宮(豊受大神宮)の御正殿(ごしょうでん)の塀に並ぶ榊。
緑と白の対比がとても美しいです。(左)
亀の形をした亀石。上の樹々から落ちる雨だれで半球状の穴がキレイにあいています。(中央)
直接見ることのできない御正殿は塀の上から屋根が樹々に遮られながら少しだけ見えます。(右)

外宮(豊受大神宮)の御正殿に通じる門に白い絹の御幌(みとばり)で閉ざされていますが、風で開く様に神の気配を感じます。

内宮(皇大神宮)の早朝参拝。
キンと張りつめた空気はそれだけで神々しい雰囲気。
水が染込んで木が傷むことを避けるために造船技術を用いられているという宇治橋には、亀甲の継ぎが様々なところで見られますが、この技術もすごい。(上中央)
こうした楔(くさび)も機能的な美しさがあります。(上右)
風の神をまつる別宮の風日祈宮(かぜひのみのみや)も式年遷宮のための古殿地が用意されています。(右下)

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