2012年2月11日土曜日

念願の蒸しもの

ここ数週間「かぶら蒸し」が食べたいと思い続けているのですが、今年の冬は野菜の中でも特にカブは例年になく不作なようで、たまに店頭に並んでいても小さい上に元気がなく、しかも高いのでとても買えず、余計に食べたい感がつのっていました。

先日、思いついて普段は行かない隣町のデパ地下にある京都の八百屋に行ってみたところ、見慣れない聖護院かぶがごろごろと並んでいました。

聖護院かぶは千枚漬けの野菜として有名ですが、一般的なカブよりも繊維質と水分が少なく、甘くてきめが細かいので、かぶら蒸しのためにあるようなもの。


念願のかぶら蒸しがやっと食べられます。
ちょうどホンシメジがあったので丸のまま入れ、とても贅沢な一品になりました。

<カキのかぶら蒸し>
カブはすり下ろしてザルで自然に水分を取り、塩、泡立てた卵白と混ぜ合わせる。器に下処理して霜降りしたカキ、シメジを並べ、カブをかけて10分ほど蒸す。蒸し上がったら、みりん・酒・しょうゆ、塩、葛粉で作ったべっこう餡を掛ける。



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