2011年6月30日木曜日

再び登場

ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催していた「レイモン・サヴィニャック展」の最終日に滑り込み鑑賞しました。

デザイン学校の近代デザイン史の授業でも毎年参考紹介するサヴィニャックですが、原画を目にするのは初めてでしたのでとても新鮮でした。

同じ学校のIwa先生のツイート「ポスターデカイす!」のとおり、知っている図柄のポスターが思ったより大きいものが多く驚きました。

名作絵画をはじめて見るときもこのサイズ感には驚くことが多いですが、大概は思ったより「小さい」ことが多く、この差はなんなどだろうと思っています。

さてサヴィニャックが亡くなった2002年の翌年、故国のフランスのトゥルーヴィルでは一周忌としてJOURNEES SAVIGNAC(サヴィニャックの日)が開催され、記念切手が発売されています。

この切手の図柄は「Bal des Affiches(ポスター舞踏会)」と題されたトゥルーヴィルカジノのポスター。

今回の展覧会ポスターにもなった、サヴィニャックのデビュー作「Monsavon」のが再登場し、師匠であるカッサンドルの描いた「Dubonnet」のデュボネ氏とダンスをしているというとてもユニークな図柄です。

サヴィニャック本人にとって師匠カッサンドルと自分のデビューとなったMonsavonは特別な意味を持つものなのでしょうね。

2 件のコメント:

kaori さんのコメント...

あ!切手があったんですか?!気づかなかったー(><)
可愛いデザインですね♪

KITA。 さんのコメント...

会場で販売してませんので気づかないはずです。今は入手困難です。