2013年8月20日火曜日

毎日の実験

サカサクラゲのエサは、アルテミアという小型の甲殻類の一種で、観賞魚飼育用に養殖されたブラインシュリンプというプランクトン。かんたんに言ってしまえばエビですね。乾燥状態の休眠卵を孵化させます。
小学生向けの科学雑誌の付録によくあった「シーモンキー」というプランクトンもこの仲間です。

人工海水にブラインシュリンプの乾燥卵を入れておくと24時間ほどで孵化。
孵化したエビをスポイトで吸ってクラゲに与えます。
ブラインシュリンプの孵化の瞬間。
1mmにも満たないほどの小さなエビ。
元気に泳ぎ回っています。

この時のポイントは2つ。
卵の殻を吸わないようにすることと、エビを孵化させた海水をできるだけ除くこと。
卵の殻は水に浮くので、水面を吸わないように海水ごとスポイトで吸って、コーヒーフィルターでエビを濾過。
きれいな海水で洗いふたたびきれいな海水と共にエビを吸ってクラゲに与えます。

孵化してから24時間以内が栄養価が高いそうなので、毎日のように小瓶で孵化させていますが、なんだか実験のようです。

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