2014年3月21日金曜日

特別な赤御影

昨日訪れた『ハイレッド・センター:「直接行動」の軌跡展』が開催されている渋谷区立松濤美術館の建物について。

この美術館は建築家白井晟一氏の設計で1980年竣工。
特徴的な外壁は韓国産の赤御影石(花崗岩)で、無名だったものを白井晟一氏が紅雲石と命名したそうです。
翌年竣工の芹沢銈介美術館・石水館(静岡の登呂遺跡公園内)にも紅雲石が使われています。

松濤美術館の「石とブロンズ」や芹沢銈介美術館の「石と水」など対照的な表情の素材の組合わせがとても美しいです。

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