このカミキリムシを知っている人なら絶対に放っておけないほど、ルリボシカミキリという虫の青色は美しくて、その色がタイトルになっている本を見ただけでもやられてしまう強さを持っています。
これは虫の色が凄いのか。
それとも虫の色をタイトルにした本が凄いのか。
きっと両方なのでしょう。
美しさは目の前で見た時に感じるものですが、その美しさはずっと脳裏に焼き付いていて、なにかの拍子に思い出された時、見た時以上に実感することがあって、これは初めて見たデザインでもどこか記憶や経験に触れるものがあった時、そのデザインは自分にとって絶対的な説得力を持つことがあるようにデザインにとても通じるところがあるように感じました。
年度末が近づいて卒業していく学生さん達の作品が大詰めになった時期。
そんなことを思いました。
この本は生物学者の福岡伸一氏の著書で生命科学の入り口を解りやすく語ったエッセイ。
科学好きな人だけでなく楽しめる一冊です。
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