ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中の「工藤青石展 形と色と構造の感情」を見てきました。
またもやスベリ込み。
資生堂宣伝部出身のクリエイティブディレクターで、パッケージデザインがとにかく美しい。
その美しさの理由には、素材感や色彩感だけでなく、パッケージの包むという機能や形態としての構造の上に、三次曲面がデザインとして結びついているからなのだろうと思います。
地下展示室の実物はもちろんキレイですばらしいのですが、1F展示室のモックアップがとにかくキレイで良かったです。
三次曲面こそパッケージの醍醐味なのだろうと感じた瞬間でした。
無理とはわかっていても触らせて欲しかったと思いました。
グラフィックデザインの学習をする学生さんの多くは、パッケージに興味を持ちながらも紙で再現できないことから、三次曲面をあきらめる場合がありますが、スタイロフォームを削りだしてでも形態にこだわることに挑戦して欲しいですね。
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