皮や布などの両面に隙間を開けて貼り付けられた板状の胴体が、蛇腹のようにくねくねと動くというもの。
しかし、これが残念ながら不完全な状態。
パーツが外れたことでベースの布に力がかかりすぎて尻尾が切れそう、魚を立たせるための腹ビレもありません。
このままではかわいそうなので、木の板からパーツを切り出してサイズを合わせ、色を合わせていきます。
布部分は前後のパーツに挟み込む隙間を削り、麻糸を束にしてはめ込み接着。
最後に塗装を完了したパーツを接着して仕上げました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi9lStCI0dVhnJ3hPg0VaW3jX5IParOnno-f9bJyrn_Ujau_lTskScY7Ta9wqErsPTltvXjONhqsCnmVAlnvDRYGusDtJgT4T2qmogbir2RVrWNBLXwriCSP4bOGQcYNLj2Od5g4a5EGiY/s320/%25E9%25AD%259A%25E3%2581%25AE%25E4%25BF%25AE%25E5%25BE%25A901.jpg)
こういう作業ってけっこう楽しい。
なさけない感じだったのですが、ちょっと凛々しく感じるようになりました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh1K3BRQ2btQlMqPsrEye6LQCfTzsYIwNZnqkYGCdkPfQv6GVzZJzHCXFk-XCVFmJCIvBJKs-6mhp-K3nKLLobawxJBrqg45-6FHHXfORH_R1UlX-Wrt3FYp04LQojYDpY2-DMDj12BhBU/s320/%25E9%25AD%259A%25E3%2581%25AE%25E4%25BF%25AE%25E5%25BE%25A902.jpg)
今ではあまり見かけなくなりましたが、デパートの玩具売り場などには、おもちゃの病院というものがあって、ゼンマイが切れたとか、モーターを使った玩具が動かないとか、部品が一部外れたりしたものなんかを修理してくれていました。
今では児童館や地域センターなどで定期的に開業しているようですが、やはり直して使うという文化は大切にしたいですね。
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