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2016年8月8日月曜日

秘密兵器

自転車で遠乗りをする際に警戒したいのがパンク

街中ならまだ自転車屋さんを探して押して行けば何とかなるのでしょうが、川沿いのサイクリングロードなどの自然のフィールドではどうにもなりません。

その場でパンク修理は現実的ではないので、予備のチューブを常に携帯し、チューブごと取り替えるというのが現実的。

幸運にもこれまでパンクという目にあっていないのですが、チューブへの携帯ポンプでの空気入れが大変という情報を仕入れたので秘密兵器を購入しました。

炭酸ガスの圧縮ボンベでチューブ内に炭酸ガスを充満させるというもの。

この機器は炭酸ガスボンベの注入と、ポンプでの空気注入の両方ができるハイブリッドタイプ。
炭酸ガスボンベとポンプでの空気注入の双方にメリットとデメリットがあるので、従来は両方別々に持っている必要があったようですが、このハイブリッドタイプなら、一つでOK。

あくまで緊急用ですが、なかなか優れものらしいのです。
デザインも野暮ったくなくコンパクトな設計で機能重視。

高性能な秘密兵器を手に入れて安心のはずですが、圧縮ガスのボンベを1本無駄にして試してみるか悩み中なのです。

2016年5月21日土曜日

トロッコのトンネル。

西武ドーム球場のある所沢には村山貯水池(多摩湖)や山口貯水池(狭山湖)という2つの貯水池があって、東京都の水源のひとつとなっていますが、このダム建設 のための砂利を運搬するために多摩川の羽村堰付近から工事用の軌道が敷かれ、ケーブルを用いたインクラインとトロッコの鉄道が走っていたそうです。

そのトロッコの鉄道である「羽村山口軽便鉄道」の軌道跡が自転車道となっていて、当時のトンネルを通れると聞き、少し前に行ってみました。

2つの貯水池の中間から南西にかけて、6つのトンネルがあるようですが、整備されて通れるのはそのうちの1号隧道(横田トンネル)、2号隧道(赤堀トンネル)、3号隧道(御岳トンネル)、4号隧道(赤坂トンネル)のみ、地図で確認すると5号隧道が一番長いので、整備して通れるようにして欲しいですね。


途中からは遊歩道にもなっているので、サイクリングロードとしては短いのですが、住宅街から林の中を抜けていく当時のままのトンネルをくぐる自転車道はとても雰囲気がありました。

2016年5月15日日曜日

構造とプロポーション

外苑前の銀杏並木近くにある伊藤忠青山アートスクエアで開催中の「自転車博覧会2016モールトン展~素晴らしき小径車の世界~」に行ってきました。(5/31まで)



2009年に「自転車に優しい街」宣言をした青山は、2012年からは「ツイード」をドレスコードに自転車で街を走る「ツイードラン東京」のコースでも注目され、自転車熱の盛り上がる地域。

こぎ出しが速く街乗りにやさしい小径車でありながら、高品質で操縦性と走行性能が抜群に高いモールトンバイシクルのコレクション展なので、現行モデルだけでなく、開発当初のビンテージモデルが身近に見られるめったにない機会。

2010年に60台近いモールトンが展示された「Moulton Bicycles Exhibition(代官山ヒルサイドテラス)」に比べれば規模は小さいものの、前回は展示されなかった世界に1台しか現存しない、ロンドンからオーストラリアまでの冒険旅行のためにカスタムされたモールトン・マラソンなど貴重なモデルもあり見応え十分です。

1962年の最初期モデルで採用されたFフレームというデザインから、83年により高性能を求めトラス構造のフレームと進化したサスペンションをもったスペースフレームモデル。
その後ホイールが17インチから20インチとなり、さらに98年からはサスペンションとフレームが進化したニューシリーズやパイロンシリーズなどのデザインの変遷が展示。

こうして見ると、Fフレームはフレームの太さが気になり、ダブルパイロンはトラス構造が見た目に複雑に感じ、83年に生まれ90年代半ばまで生産された17インチのスペースフレームのモデルが、構造とプロポーションのバランスが一番美しいデザインなのではないかと再認識した展覧会でした。

90年代半ばのスペースフレームのモデル。AM-GTとAM-8。この後、ニューシリーズが生産される。(写真は2015年3月)

2016年4月6日水曜日

どこへ行こうか。

英国の小径自転車「Alex Moulton GT」が来てほぼ1年。

冬の間は体が縮こまってしまってあまり乗れなかったのですが、暖かくなるととても遠乗りへ出かけたくなります。

行った場所や通った道路を確認したくでスマホやタブレットの地図アプリで見るのですが、どうも見づらくて、地形図を買ってきました。

2万5千分の一の地形図です。
実際に走ったところ、迷ったところが地図上で確認でき、さらに直線距離の関係など「表示範囲」という規制がないので、当たり前ですがとてもわかりやすい。

紙の地図という意味では、ドライブマップもありますが、各社で差別化をしたいためなのか、「ここが見やすい!」のポイントがかえって見づらくさせていて、利用範囲が限られすぎ、その点、国土地理院の地形図は色分けがシンプルなので、使用者の目的にマッチしやすく機能的、しかも美しい。
どこに手を加えるのかというデザインがしっかり完成されていて感心してしまいます。

これから行動範囲 に合わせて広くつなげていく計画ですが、地形図を買うという行為が本当に久しぶりで、それだけでわくわくしてしまいました。


2015年11月26日木曜日

和製の最高級フランス式

自転車用のポンプが壊れました。

クロスバイクやロードバイク用に高圧で空気を入れられるフレンチバルブ用のポンプヘッドから空気が漏れています。
これでは圧力があがらないので、ポンプの買い替えを検討してネット検索。

ネットで調べるうちにどうやらポンプヘッドだけを替えるという選択肢があるようで、しかもネットでヒットしてくる「ヒラメ」というヘッドが何やら最高に良いらしいとわかりました。

KUWAHARA BIKEWORKS というメーカーが製造していて、職人さんが手作りしているものなのだとか。

というわけで注文したヘッドが届きました。


プラスチック製のヘッドが多い中、金属の質感がプロっぽくて美しい。適度な重量というのも使用感を盛り上げてくれます。
使うたびに嬉しくなりますね。
機能美というのはやはりデザインの基本なのだと改めて感じます。

さて使用感ですが、ポンプヘッドをバルブに差し混む時に、これで良いの?というくらい簡単にセットでき、チューブにストレスを与えないので安心。
もちろん空気も入れやすい。

プロの現場で使われるものですが、フレンチバルブ初心者にこそ絶対コレがオススメ。
ポンプをまるごと買い替えられる価格ですが納得の製品。

もっと早くに出会いたかった一品です。

2015年3月31日火曜日

植物と虫の力。

Alex Moulton AM-GTのハンドルバーに巻き直したバーテープ

巻き終わりはテープ止めなのですが、しっくり来ない上はがれやすいため、この方法が標準というのがどうも気に入りません。


他に止める方法がないものかと調べて、ヘンプ巻きという方法を見つけました。
コットンのバーテープを止める時に良く使われる方法のようですが、なかなか良い感じ。

ヘンプ(hemp)は大麻の茎の外皮繊維から作られる紐。
この紐でバーテープの巻き終わりを巻き、天然樹脂のシェラックニスで固めるというもの。
このシェラックニスというのが、ラックカイガラムシが分泌する天然樹脂から作られる天然ニスというのもなんだか気に入ってしまいました。

さっそくヘンプとシェラックニスを手に入れて試してみました。


ちょっと紐が細いかもしれません。

ヘンプは巻き始めや巻き終わりを結ばないのもスマート。
このあとはシェラックニスを重ね塗りして完了。

乾燥がとても早いので作業は楽ですね。
クラシカルな感じに仕上がり満足です。



2015年3月16日月曜日

染め物の色。

Alex Moulton AM-GTのハンドルバーテープを交換。

はじめは白とも思ったのですが、皮サドルに合わせてブラウン系に。
少し明るめの金茶色。日本の伝統食ですね。

ハンドルに巻くにはやや彩度が高いかと思いましたが、すぐに馴染むのではと勝手に納得。

巻き始めを止めるグリップエンドキャップも樹脂製からアルミに新調して、ますますクラシカルで良いに仕上がってきました。

このバーテープ。

テープ巻き始めの部分は最後にエンドキャップで止めるのでハンドルバーの中に巻き込まれてきれいな仕上がりなのですが、巻き終わりはちょうどテニスラケットのグリップテープと同じようにビニールテープで止めるのが一般的。

どうもこのテープの感じがしっくりいかないので、どうにかならないか思案中です。

2015年3月13日金曜日

軽い皮サドル。

まったく手を加えずにテスト走行したAlex Moulton AM-GT。

自分好みのデザインにするためにまずはサドルの交換。

サドルは見た目はもちろん乗り心地にも影響するので結構重要ポイント。
メカニックに強くなくてもできるというのも気軽で良いです。

変えたサドルはレッパー社のボイジャーサドル。

ボディと同じAlex Moulton博士がデザインしたサドルで、薄いデザインがシャープなボディにぴったりマッチ。
皮サドルは重くなることが多いのですが、このボイジャーは比較的軽量。

サドルのフレームはレイノルズ531。
英国のレイノルズ・テクノロジー(Reynolds Technology)社が1930年代からバイクフレームとして生産している、マンガンモリブデン鋼という鋼管の名品。


20年ほど前のサドルですが、今でも根強い人気です。


皮サドルがついてますますクラシカルな感じに近づいたAM-GT。
次はハンドルバーのテープの交換を企んでいます。

2015年3月10日火曜日

高剛性ステンレス。

写真の師匠からの突然の電話で起こされた休日。

なんと師匠が所有する宝物を譲っていただけることになりました。

宝物は「Alex Moulton AM-GT」
英国ブラッドフォードのモールトン城で手造りされている高級自転車です。

20年ほど前に師匠がこのAM-GTを買ったときにそのあまりの美しさにまいってしまい、シリーズのAM-8を手に入れていたので、AMシリーズがなんと2台になりました。

Alex Moulton AM-GTは、航空機用ステンレスパイプを銀ロウ付けで組み上げたシリーズ最高モデル。
高性能のサスペンションがあるため、走行性や操縦性のためにフレームの剛性を犠牲にすることがなく実現できた素材と機能性デザイン。
モールトン自転車の特徴でもあるトラス構造フレームが細いので、軽くシャープなデザインです。

まずは全体のホコリを払って走り心地を確かめに近くまで走行。
快調な走りにも大満足です。

2014年7月8日火曜日

後ろを見る。

梅雨入り前に注文して品切れのまま忘れていた自転車用の秘密兵器が届きました。
バックミラーです。


自転車のハンドルに付けるタイプではなく腕に付けるタイプ。
定番のハンドルタイプよりも見やすいと評判でした。
確かに自転車のハンドルに付けるバックミラーは自動車と違って、ボディ全体の向き以上に傾くため、視線を合せるのが困難ですが、腕はある程度自由が効くため、視認性は高まるような気がします。

早く使ってみたいのですが、梅雨でなかなか実現しなさそう。
しかも台風接近中。
このまま季節は真夏に突入で、自転車は酷な季節になってしまいそうです。

2013年2月20日水曜日

お城のミニベロ

ベロ(VELO)はフランス語で自転車のこと。
ミニベロは小さい自転車。日本ではホイール径の小さい自転車(小径車)の呼称として使われることが多いですね。

80年代後半にMTB(マウンテンバイク)が日本で流行したあと、90年代にはミニベロのフォールディングバイク(折りたたみ自転車)が流行。今では街乗りバイクの標準仕様にもなるほどミニベロは種類が増えました。

この小口径のバイク。
径が小さいということはジャイロ効果の影響もあって走行時の安定性やステアリング性が悪くなるそうですが、逆に軽量化や抵抗の軽減などの利点も多いそうです。
その利点を最大限に活かし、難点を克服した小径バイクの代表的な存在がアレックス・モールトン(Alex Moulton)

1962年に小径のモールトン・オリジナル・バイシクルが発売されてから大口径車に勝る数々のスピード記録を樹立し2000年代まで作り続けられた名車。
この自転車がなければ現代の小径車は違うものになっていたのではないかという専門家も多くいます。

Moultonバイクにはパシュレイ社(英)、ブリジストン社とのライセンスバージョンもありますが、AMシリーズは年間わずか数百台のみが英国ブラッドフォードのモールトン城の中にある工場で入念に手造リされています。

その名車の生みの親であるアレックス・モールトン博士が、昨年12月に92歳で亡くなりました。2011年の9月には90歳の誕生祝い(2010年春)で製作した記念モデルM-60が限定台数生産されるというニュースもあり、高齢でもまだまだ現役と思っていただけに残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
1995年に購入したAlex Moulton AM-8には、お城で生まれた証であるエンブレムが付けられています。右は特徴的な後部サスペンション。
アレックス・モールトン博士の偉業を紹介する追悼番組が本日夜に放映されます。

追悼番組:
BS朝日/カーグラフィックTV「モールトン博士の思い出」
2/20(水)23:00-23:30

2012年10月25日木曜日

空気を入れる。


日中の陽気がいいので休日は自転車に乗りたい気分が高まります。
先日、街乗り用の気軽なフォールディングバイク「BROMPTON(ブロンプトン)」のタイヤに空気を入れたのですが、ポンプを外すと空気が抜けてしまいました。
BROMPTONのバルブは日本で最も一般的な英式バルブ(ウッズバルブ)。

バルブからの空気漏れなので「虫ゴム」の劣化のようです。

自転車屋さんに持って行けばすぐ直してもらえますが、空気が抜けているので自転車を押していくのも面倒。後日虫ゴムを買って直すことにしてこの日はもう一台の「Alex Moulton(アレックス・モールトン)」で出かけました。
こちらのバルブはロードレーサーに多く使われている仏式バルブ(フレンチバルブ)。軽量でより高圧に耐えられるバルブです。

バルブのデザイン自体はフレンチバルブの方がスマートでいいですね。

虫ゴムは東急ハンズで4つ入りで52円でした。
残りはリペアキットと一緒に保管。


最近は虫ゴムを使わない「スーパーバルブ」というものもあると知りました。せっかく虫ゴムを買ったので、今ある分を使い切ったら交換を検討しようと思います。