2015年8月6日木曜日
次世代まで。
少し前の古新聞を整理していて旧国立競技場の聖火台の記事を発見。
宮城県石巻市の総合運動公園に復興のシンボルというとして貸し出され据えられ、このあと希望のある東北の施設を巡回して、最終的には新国立美術館に戻す案が挙がっているそうです。
火を灯しているのはハンマー投げの室伏広治選手。
この聖火台は、東京オリンピックの前に開催された第3回アジア競技大会(1958年/昭和33年)にあわせて作られたもので、鋳物 でできていて、高さ2.1m、直径2.1m、重さ2.6t。
製作者が毎年オリンピックの開会式があった10月10日前後に磨き続け次世代に引き継ぎ、2009年からは室伏広治選手も聖火台磨きに参加しているのだそうです。
製作から50年以上経ってもなお使い続けるという発想がいいですね。
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