6/13までギャラリー間で開催されていた「藤本壮介展 未来の未来」展のレビューです。
100点あまりの建築模型が展示された空間は、試行錯誤の過程であるスタディ模型も多く、それらの斬新な形態発見のプロセスを一部分ですが知ることができました。
建築という分野に限らず、立体でも平面でも何かの造形表現の過程には、自分が刺激を受けるための試作の繰り返しが重要で、美しい造形とか、心地良い造形とかの試行錯誤には、何を作るという目的から必ずしもスタートしなくて良いということを実践しているように感じます。
建築系の展覧会では理解を求められる考えさせられる展示が多いのですが、直感的というか感覚的な鑑賞が許されるような展覧会でした。
※TOTOギャラリー・間では現在「フィールドオフィス・アーキテクツ展」が開催中。(9/12まで)
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