2011年7月31日日曜日

夏の展覧会その2

夏休みにぜひ行って欲しい展覧会を先日紹介しましたが、その追加です。
まだまだ増えるかもしれません。

実相寺昭雄展
開催中〜9/4まで
川崎市市民ミュージアム
言わずと知れたウルトラマンの生みの親、奇才の映画監督の世界が公開されています。

同時開催
福田繁雄と川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアム
開催中〜10/10まで
グラフィックデザインの巨匠と同美術館の関係やコレクションを公開する展示。(こちらは観覧無料)

草間彌生-Kusama's Body Festival in '60展
ワタリウム美術館
8/6-11/27
カボチャで有名な草間彌生の原点ともなる60年代の作品にスポットを当てた、日本初公開の作品を含む貴重な展覧会。

アーヴィング・ペンと三宅一生展
21_21 DESIGN SIGHT
9/16-4/8
写真表現の神様とも言える伝説的な写真家アーヴィング・ペン。
三宅一生の作品撮影を通して、ペンの精緻な写真を鑑賞する貴重な機会。
しかも本人によるオリジナルプリントや撮影用スケッチも特別公開。
さらに会場構成は建築家坂茂。
21_21がやっとあるべき姿になるということでしょうか。
開催期間が異常に長いので、展示替えがあるのでは?と今から期待大です。

2011年7月30日土曜日

茶のちから

烏龍茶の効能としては脂肪の吸収を押さえるということが有名ですが、実は様々な栄養成分があり、特にカテキン類のタンニンには抗がん、抗菌、活性酸素除去などに効果があるとされています。

ただお茶として飲むだけではこれらの栄養成分は3割ほどしか摂取できていないそうで、残りは茶殻に残ったままというのですから残念というかもったいない。

中国や台湾では茶葉を料理に用いてそのまま食べることが多く、栄養成分を無駄なく摂取しているようです。

栄養面だけでなく、烏龍茶のいい香りが食欲増進にもつながります。

基本的には日本茶にもカテキンが多く含まれるため食べると良い様ですが、煮ることで苦味がきつくなるため、茶殻をそのまま炒め物や和えものに混ぜ込むのがいいようです。


鶏肉の烏龍茶蒸し
湯でふやかした烏龍茶葉を塩を振った鶏肉に乗せて蒸し上げ、黒酢を振るだけの簡単メニュー。
烏龍茶は固い茎はとった方がいいです。

2011年7月29日金曜日

この夏の展覧会

先週から夏休みに入ったデザイン高校に続き、デザイン学校も前期試験が終わり夏休みになりました。

夏休みといっても「通常授業」がないだけで、学生さんにとっては特別授業や後期イベントのための制作、就職活動やその準備等々、本当の意味では「休み」ではないのですけどね。

まあそうは言っても比較的時間の取りやすいこの時期、いろんなものを見て吸収するのにはとてもいい時期です。

この夏開催のおすすめ展覧会情報をピックアップしましたので、ぜひ足を運んでください。


東京オペラシティ アートギャラリー
開催中-10/2
第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館の「Tokyo Metabolizing」の帰国展でもあり「家と都市」をテーマにした企画展。


WOMEN on the TOWN-三越とパルコ、花開く消費文化
アド・ミュージアム東京
7/29-10/10
広告において女性消費者を考えることは必須。2つの時代の消費を引っぱって来た三越とパルコの広告を取り上げた期待の展覧会。

和田誠展 書物と映画
世田谷文学館
7/30-9/25
装丁や映画ポスターに関連した作品の展覧会です。本好き、映画好きにはたまらない企画。


ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6F)
8/20-9/19
2007年の展覧会での大反響を受けアニメーション界の奇才の展覧会が再び開催されます。

参考サイト
映画「サヴァイヴィング ライフ」8/27〜渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開されます。


その他、すでに開催中で以前にも紹介しましたが、ぜひ行って欲しいので再度情報アップします。

ブラティスラヴァ世界絵本原画展-世界の絵本がやってきた
うらわ美術館
開催中-8/31
以前の紹介記事

2011イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
板橋区立美術館
開催中-8/14
以前の紹介記事

ハンスJ.ウェグナーとボーエ・モーエンセンの絆展 ~デンマークデザイン黄金期の背景~
リビングデザインセンターOZONE
開催中-9/27
以前の紹介記事


この夏は本気で回らないといけませんね。

2011年7月28日木曜日

望遠マクロと広角マクロ

昨日は被写体を大きく撮影することをテーマに、望遠レンズと広角レンズでの画角の違いによる画像の歪みや背景の物の写り込みについて室内での小物で実例写真を掲載して説明しました。

そのあと天気が良くなって来たので外で花の実例写真を撮りました。
さらに画角、歪みに加え、ボケ味についても理解しやすいと思います。

 左が広角マクロ、右が望遠マクロ。
左の広角マクロでは背景の描写が細かくなるのでうるさい画面になっていますが、望遠マクロでは広角に比べて背景描写がシンプルでボケが強いためより花が引き立ちます。
花自体も左では広がってしまってペタッとして見え、せっかくの釣り鐘型の花のキレイさが半減しています。










左の広角マクロでは背景の細かい樹木の葉がうるさい感じですが、右の望遠マクロでは葉の間から見える空の光が柔らかく描写されている上、背景を空ではなく逆光の樹々にできたことで、花の白さが引き立ちました。
また、逆光撮影のため、広角マクロでは太陽の光が入り込んでフレアが出てしまっています。






花の撮影でなくても様々な撮影に応用できますが、実際にカメラを手にして撮影経験しないとなかなか理解しづらいことです。

まずは自分で何をどう撮りたいかをイメージして、いろいろ撮影してみることが大切ですね。

デザイン学校ではまもなく通常授業が終わり夏期特別授業がはじまります。

作品の撮影を中心とした実習もあるので確認しながら理解していきましょう。

2011年7月27日水曜日

望遠レンズと広角レンズ

植物園や公園に行くと、花を目の前に本格的な一眼レフカメラを持ったカメラマンに多く出会いますが、大きいのはカメラだけでなくそのレンズ。

ほとんどの人が望遠の長いレンズで撮影しているのを目にしますが、この「望遠」レンズを「大きく撮るため」と思っている人が多いのですが実はそれだけではないのです。

まず被写体を大きく撮る方法は大きく2つ。

望遠レンズを使って、被写体を遠くから大きく拡大する望遠撮影と、広角レンズでカメラマンが被写体に近づいて大きく写す近接撮影。

カメラを構えたまま、位置を変えなくていいので、望遠での拡大はとても便利ですが、実はこの望遠と近接では被写体の大きさは同じでもまったく異なる写真となります。

単純な違いはレンズの画角。
望遠レンズはカメラから写る角度を狭くしているため、周囲が写らず被写体を大きく写し、被写体の背景もさらに拡大されますが、広角レンズでの近接撮影では背景は広範囲が写ることになります。

さらに望遠レンズは広角レンズに比べてピントの合う範囲が狭く、背景がボケるという特質があります。

花の撮影では、背景をできるだけきれいにボカしたいという理由から望遠レンズを使うことが多いので、自然とレンズが大きくなるのです。

では望遠レンズならなんでもいいかというとそうは行かず、実は望遠レンズは一般的に被写体に最も近づいて撮影できる最短撮影距離が長いため花などが大きく取れないということもあります。

いくら望遠で大きく拡大できても、被写体の花から1mも離れていたたのではどうにもなりません。

そのためさらに最短撮影距離を身近く設計された望遠マクロレンズというものがあります。
望遠で拡大できて、被写体に近づけて、拡大された背景はきれいにボケるというわけです。

さて、レンズ交換のできる一眼レフカメラであればこうした望遠マクロレンズを取り付ければいいのですが、コンパクトデジカメ(コンデジ)ではどうでしょうか。

最近はコンデジでもマクロ機能が付いていて、花などの小さいものの撮影に適していますが、実はマクロが有効なのは広角側のものが多いというのが現状。

望遠側ではほとんどマクロモードが効かないカメラが多いので、こうした撮影をしたい場合は購入前に確認が必要ですね。

少し前のカメラですが、水中用のSEA&SEA-1G(RICOH-GX100のOEM版でもちろん陸でも撮影可能)は珍しく望遠側でもマクロがかなり有効なコンデジ。
広角マクロと望遠マクロの撮影テストをしてみました。
(RICOH-GX100は後継機としてGX200に変わりました)

左が広角側。右が望遠側。
数センチの被写体ですが、広角による歪みや極度なパースペクティブの違い、背景の描写の違いは明らかです。

撮影に際してあれこれ考え過ぎるのも困りますが、多少の知識で大きく写真が変わるのですから覚えておきたいですね。

右手前のカエルがほぼ同じ大きさになるように撮影。
カエルのプロポーションもすでに違っています。
左の広角ではすぐ奥にいる左のカエルが随分小さくなっていますし、最奥のカエルは全身写り込んでいます。






左の広角側ではパースペクティブが強調されています。
単純にどちらがいいということではなく、何を伝えたいのかによって効果が選べるといいですね。

2011年7月26日火曜日

黄色が美味しい

夏野菜の代表であるカボチャは、ビタミンやミネラルが豊富で栄養価の高い野菜。

水溶性のビタミンCと油溶性のβカロテンを含むため、バターでコクをだしたスープは理想的な調理法ですね。

カボチャのキレイな黄色が映えるよう小振りな白いボウルに盛りました。

バターでタマネギとカボチャを炒め甘味を引き出したら、水を加え柔らかく煮て塩を加えミキサーにかけて冷やします。
豆乳、牛乳で伸ばしてで味を整えたら器に盛ってコショウを引きます。

2011年7月25日月曜日

ムサビな日

武蔵野美術大学の美術館で開催中の「ムサビのデザインーコレクションと教育でたどるデザイン史」に行って来ました。
会期は7/30(土)までなので、またまた滑り込みです。

デザインの展覧会は、ポスターや椅子などのジャンル別のものや、バウハウス、ロシアアバンギャルド、アール・デコなどのように一時代やスタイルなどをテーマに企画されることが多いのですが、この展覧会はジャンルと時代が広く、近代デザインの変遷がとても理解しやすい展覧会となっているので、デザイン専攻の学生さんは必見の展覧会です。

展示作品ではビアズリー(Aubrey Vincent Beardsley)の「Isolde(イゾルデ)」が掲載されているイギリスの雑誌ステュディオを初めてみましたが、雑誌といってもしっかりした造本で、図版の精緻さ、発色がとても素晴しく感動的でした。

美術館と図書館がリニューアルされたことでムサ美の学生にとっても充実したばかりでなく、一般にも公開する機会が増えるので今後がとても楽しみです。

このリニューアルでは、椅子ギャラリーの新設や映像資料館であるイメージライブラリーもリニューアル。

在学時にはなかったイメージライブラリーは卒業生も館内視聴のみ可能ということで、さっそく「ざくろの色」のDVDを見て来ました。

色彩と造形がキレイすぎる作品ですが、一般レンタルではお目にかかれないのが残念です。