2011年5月14日土曜日

認証マーク

4月29日の英国ロイヤルウェディングの式典で列席者1900人に配布されたプログラムは全28ページ。

このプログラムにFSC認証紙が使用されていたというニュースがはいりました。

FSCはForest Stewardship Council(森林管理協議会)の略称で、製品加工するための木材の資源となる森林と、切り出された木材の流通・加工を認証する国際機関です。

森林保全は自然環境の維持だけでなく、持続的に森林を利用していくためにも重要なこと。

製品を選ぶ時になかなかマークを見る事はないかも知れませんが、実は重要なメッセージが込められています。

このFSCのマークの付いた製品を選ぶことで間接的な森林保全に協力できるのですから意識したいですね。

たまたま最近kitaCafeにきたキュボロ社(cuboro:スイス)の制作している玉の塔にもFSCのマークがついていました。

玉の塔というおもちゃはビー玉などの小さい玉を転がして遊ぶおもちゃの総称で、玉が低いところへ転がっていくだけの単純な機構ですがとても楽しいおもちゃです。

















cuboroの玉の塔はパーツが全て5cm角の立方体で、いろんな面にレールが刻まれたり、トンネルが彫ってあったりするので、自分で積み木を積み上げてコースを作れる優れもの。

「FSC」のマークがパッケージにはプリントで、パーツの1つには焼き印でしっかり表示されています。

2011年5月13日金曜日

デザインのもと

デザイン学校の2年生の授業では「ビジュアルコミュニケーション」という科目を担当、グラフィックデザインを制作する上で必要な、視覚的な情報伝達を考える授業です。

今年度のスタート課題は「ブランディング」。

競合商品の中から自社製品を選んでもらうためには、統一されたオリジナルなイメージが必要ですが、視覚的なデザイン制作に入る前に、その根幹となるコンセプトイメージをはっきりさせることで、その後様々なメディアで展開されるビジュアルイメージをぶれずに表現することができます。

新しく開店するパティスリーのグラフィックデザインを制作するにあたり、まずはデザイン制作のためにイメージを統一するキャッチフレーズを考えました。

教室には学生さん達が考えたキャッチフレーズが壁一杯に貼られ、みんなで分析。

ワイワイ、ガヤガヤとおしゃべりしながら、一見脱線しているようですが、目の前のキャッチフレーズから受ける素直な感想もとても大切。










広告で使用するキャッチコピーではないので、カッコいいことよりも明解でしっかり意味が伝わり、イメージできる世界観が表現できていることが重要。

客観的に分析できるよう、みんなで投票しながらさらにブラッシュアップを進めました。

キャッチフレーズができたら、そのイメージを大切にして、いよいよビジュアル展開していきます。

2011年5月12日木曜日

縁側がないけれど

カレイの仲間ではかなり大型の部類に入るカラスガレイ。
他のカレイに比べ体型は細身ですが、体長は最大で1.2mというのですから海で泳ぐ姿を想像すると壮観です。

北方の海域のトロール船で捕獲されすぐ加工、急速冷凍され、大きな縁側が「(ヒラメの?)縁側」として出回るため、縁側のない切り身として流通するのがほとんどというのですから、高級魚のイメージが強いカレイの仲間ではかなり特殊です。

とてもやわらかくそのまま加熱すると身やせするので、煮付けにしてみました。

脂がのっていて味もいい上、厚みもあるので味噌漬け焼きでもよさそうですね。

切り身をザルにのせ熱湯をかけて霜降りにしたあと、水・醤油・酒・きび砂糖を混ぜ沸騰させた煮汁に投入し、時々煮汁を回し掛け火を通し、仕上げに小口切りの白ネギを投入して軽く加熱。
縁の上がった染付けの皿にショウガと共に盛りつけました。

2011年5月11日水曜日

バードウィーク

今年も愛鳥週間(バードウィーク)が始まりました。
5/10-16までですが、数日は天気が悪そうなので残念。なんとか週末からは晴れそうです。

世界的にはアメリカで1894年に実施された「バードデー」を起源に、日本では1947年の4月10日にバードデーが実施され、その後の1950年からは5月10日から16日までが愛鳥週間に改訂され毎年行われていますので長い歴史があります。

第50回の1996年には愛鳥週間記念切手も発行されました。
夏の間を日本で過ごす渡り鳥で、樹林帯で見る事のできる人気のキビタキの図柄です。


















丘陵地や山地でなくても、住宅地にも以外に野鳥は多く見られますので、愛鳥週間をきっかけに野鳥観察するのもいいですよね。

住宅地で見られる野鳥はスズメやヒヨドリ、カワラバトなどの他、集団で街路樹に集まっているムクドリや、日本で繁殖をするツバメ、道路に降りて尾を振る姿が可愛いハクセキレイなども多く見られます。

2011年5月10日火曜日

昆虫編

武蔵野の林なかにいる昆虫たちは小さい上に動くので、なかなか発見!とはいきませんが、それでも初夏を感じさせる昆虫に何種類か出会いました。

ブナ林に向う舗装された道。
両側に桜やカエデなどの樹々が多い事もあり、木陰も多い場所に突然コガネムシのような黒い物体が飛んで来て着地しました。
ゆっくり近づいてみるとなかなかカッコいいやつで、一瞬クワガタ類のメスかと錯覚しましたが、触角の形態がまったくちがうのでゴミムシ系?と判断。

図鑑で確認するとオオヒラタシデムシと判明。
クワガタやカブトムシと違い、肉食の甲虫です。


















林の中ではあまり目立った発見はありませんでしたが、建物の脇に咲き乱れるツツジにはクロアゲハが忙しく蜜を吸っていました。

夏を代表するような大型の蝶であるアゲハの中でも比較的大きい種類ですが、この時期の成虫は蛹で越冬した春型なので小型です。

アゲハチョウ同様に幼虫の食草は柑橘類。
ここ最近は街中ではあまり見かけなくなりましたね。

明るい草地に咲き乱れるヒメジオンの花には、飛翔力に優れるアオスジアゲハがやって来ました。

翅の青い帯は鱗粉がなく透明で光がキレイです。












アオスジアゲハは夏の水辺で集団で吸水することでも有名ですが、いまだ見たことがありません。

いつか出会いたい光景ですね。

2011年5月9日月曜日

植物菌類編

GWの最終日は見事に晴れ渡り初夏のような陽気でした。

武蔵野の面影を残す国立の一橋大学のキャンバスは市民に開放されているため、散歩気分で自然観察をしてきました。

ついこの間まで桜で賑わっていたあたりで、まず目につくのが黄緑の若芽と淡いピンクで賑やかなカエデ。

桜の花びらが散ったときのような形をしているカエデの花はほとんど見た記憶がありませんが、花が散って実が成長するとその種子は独特な形と色で林を賑やかにします。

カエデの種子は自力で生息域を広げるために、風にのって種子を飛ばす翼果の仲間で、種子が木から落下する時に回転することで滞空時間が長くなり遠くへ運ばれますが、翼果の植物でも種子の形態は様々。

カエデは2つの翼を持っていて重心が片側に偏っているため、落下時に独特の回転が起き、他の翼果に比べ滞空時間が長くなっているそうです。
空気力学的な効率は飛行機やヘリコプター以上とも言われています。

黄緑と淡いピンクのコントラストがとてもキレイですね。




















明るく日が当たる熊笹の群生から林へ入る薄暗がりの足下にはヘビイチゴが咲いていました。

食用に栽培されているイチゴの原種は白い花をつけますが、コチラは黄色。

毒イチゴとも呼ばれますが無毒です。
ただし食べても美味しくないそうですが。













ブナ林の中に入ると足下にはキノコが生えていました。

キノコは秋のイメージが強いですが、種類毎にほぼ年間を通して生えるらしいです。

図鑑がないので何キノコかわかりませんが、落葉の地面から生えているシメジタイプやエノキタイプ、朽ち木の幹から扇を広げるキクラゲタイプなど種類は豊富でした。














キノコを見つけると食べられなくても嬉しいものです。

2011年5月8日日曜日

おめでとう!























デザイン学校の教え子である卒業生同士の結婚披露宴に招かれ出席してきました。
川越の氷川会館での結婚披露宴です。
同級生同士なので、当時の先生方をはじめ、友人達など懐かしい面々が多く、ちょっと同窓会のような雰囲気。

最近はあまり結婚式をしないカップルも多いそうですが、やはり幸せいっぱいの二人を囲んでの結婚披露宴は見ていてステキなものです。

式は川越氷川神社での神前式だったようですが、披露宴会場でも日本古来の結婚式に縁のある小物やエピソードの紹介もあり、なかなか風情のある良い披露宴でした。

日本の伝統的な造形は生活や慣習、風土、宗教などから生まれたものが多いですから、そのままを現代生活に生かす事はなかな難しい面も多くありますが、優れた造形も多く、何らかの形で継承していくことの大切さも感じました。

まだまだ若い二人ですが、末永くお幸せに。

披露宴でのウェディングケーキ。
ベースは段々なのでしょうが、表面がなめらかでなかなかカワイイデザインです。