2014年6月14日土曜日

祝!ひらひら。

待ちに待ったアゲハチョウ(ナミアゲハ)が羽化しました。羽化の瞬間は見られませんでしたが、無事2匹とも立派な蝶になってひと安心。


自然界では(多少保護した昨年でも)鳥にやられたり、ハチに寄生されたりする危険性もあって卵から蝶になれるのはかなり少なそうですが、過保護に飼育して100%の羽化率。
昨年の事故があっただけに本当にかわいくて仕方ないですね。

今は玄関(廊下)で放し飼い状態ですが、天気が良いうちに放してあげようと思います。

幼虫時代や蛹に変わる時の脱皮では皮の原型がありませんが、羽化ではセミと同じように抜け殻が残っています。

2014年6月13日金曜日

まもなく。

無事に蛹化したアゲハチョウの幼虫たち。
はじめはキレイな緑色でしたが、なんとなく薄くくすんできて、ついに透け感が増してきました。


こうなるとあとは羽化を待つばかり。
数時間の間でこんなに透けてきました。
もうすっかり蝶のパーツや柄が出来上がっています。


このまま待っていれば羽化の瞬間!
なのですがタイムアップ。
出掛ける時間になってしまいました。

帰ってきたころには、ひらひらしているのでしょうかね。
落ち着かない一日です。

2014年6月12日木曜日

絵画の技法サンプル/その5

絵画技法の紹介も5種類目。
紹介していない技法サンプルもあるので、だいぶ数は揃ってきました。

子どものための画材という印象の強いクレヨン。
油分で顔料が固めてあり乾くということがほとんどなく、いつの間にかいろんな所に付着してしまうため、大人になるとあまり使わない人が多いのではないでしょうか。

このねっとりした質感を特に活かした技法がスクラッチ。
くじなどで銀色のマスクを削るのと同じでひっかくという意味。

下地全面にクレヨンや水彩絵の具などで色をランダムに塗っておき、上から黒い(濃い色の)クレヨンで塗りつぶしたあと、楊枝などの細い棒上のもので引っ掻くと下地の色が現れるというもの。
下地がクレヨンの場合は、引っ掻く際に一緒に削れてしまうため、紙の繊維に入り込んだ薄い色だけが残り上品な感じに仕上がります。

最終的に描く道具が画材ではなくただの細い棒なので、絵が現れる感触も楽しい技法です。

2014年6月11日水曜日

絵画技法のサンプル/その4

続いている技法紹介。
すべてを紹介すると12種類になるのですが、ある程度想像できそうなものはサンプルを作らず説明だけでも良さそう。
というわけで、今回はバティック(バチック)。
クレヨンなどの油分の多い画材で描いた(主に線描き)ものに、水分を多めに溶いた水彩絵の具で全面を塗り、クレヨンで水彩絵の具がはじかれることで画が浮き出るというもの。


バティック=ろうけつ染め
のことで、植物染料とロウ防染によるインドネシアの更紗をバティックと呼ぶのは、この技法から呼ばれる名称なのです。

美術工芸の分野では、この油と水の撥水作用を用いた技法はかなり多くあって、現在主流となっている印刷物のオフセット印刷も、その起源である石版画(リトグラフ)も撥水作用を利用しています。

美術ってけっこう理科なのですね。

2014年6月10日火曜日

絵画技法のサンプル/その3

調子に乗って絵画技法その3。

水分を多めに溶いた水彩絵具を紙に垂らす技法のドリッピング。

絵の具が紙に完全に染込んだり乾いたりする前に、紙を傾けたり、揺すったり、吹き飛ばしたりしながら、ある程度は予測しながらもほとんど偶然のというか自然に任せた効果を楽しむ絵画技法で、絵の具を筆から直接滴らせることもあります。

この技法はアクションペインティングとも呼ばれる抽象表現のひとつで、20世紀のアメリカ抽象絵画を代表する画家であるジャクソン・ポロック(Jackson Pollock)が特に有名です。

2014年6月9日月曜日

絵画技法のサンプル/その2

先日のデカルコマニーに続いてステンシルのサンプル。

ステンシルは切り抜かれた穴空きの型紙の上から、絵具をつけたスポンジやスプレーなどで彩色することで、型がマスクの役割をして図柄が描ける描画方法。
型を使うので、同じ図柄を繰り返すことが容易にできる技法です。


紙を二つ折にして数回の直線によるハサミ動作で切り抜くという、できるだけシンプルなアクションでステンシルの型を作成してみました。
魚みたいになったのは偶然。

サンプルなのでコピー用紙で型を作ってしまいましたが、もう少し厚みやハリのある紙や、薄い樹脂板などの方が、反り返らず耐久性もあります。

2014年6月8日日曜日

絵画技法のサンプル

今年から新規で受け持つことになった授業では、国家試験対策でちょっと特別な絵画技法を紹介します。

自分で依制作するような技術的な実技試験ではないからなのでしょうか、市販のどのテキストを見ても言葉で説明してあるだけ。
丸暗記でいいということ?ちょっとギモン。
過去問題では写真と技法を一致させる問題も出題されていますので、サンプルを創ることにしました。

手順と技法が理解できればいいのですが、ついキレイなものを創りたくなってしまい時間が掛かってしまいました。
まだまだ紹介する技法はたくさんあって、どうしようかと思っています。


<デカルコマニー>
二つ折りの紙の片方に絵具を置き、紙を折って押さえつけることで絵具が混ざり合い複雑な模様が出来上がる技法。
紙をあらかじめ湿らせるとにじみで濃淡が生まれます。心理検査のロールシャッハテストも同じ技法ですね。