2012年3月21日水曜日

春の食

魚屋さんで春小鯛という小振りなタイが並んでいました。
カスゴダイと読むのだそうです。


年間を通して美味しい真鯛ですが、特に春は一番おいしいと言われるので、春先に獲れる稚魚は春小鯛といって珍重するのでしょうね。

下ごしらえはまずウロコ取り。
小振りな魚のウロコ取りは、包丁よりもペットボトルのキャップが便利。ウロコがキャップの中に引っかかってくれるので、ガシガシやっても飛び散りがとても少ないです。

三枚におろして半量は酢〆に半量は加熱調理してみました。

<カスゴダイの甘酢〆>
三枚におろしたタイは塩をして1時間ほど冷蔵庫で寝かせたら、塩を洗い流して良く水気を拭き昆布と一緒に甘酢に漬け込む。
寿司屋さんなんかだと「酢には通すくらい」だそうですが、30〜40分くらいで身の表面が白くなるまで〆め、酢を感じるくらいの方が好きです。


<蕎麦の実あんのカスゴダイ薯蕷蒸し>
下ごしらえをしたタイ、ニンジンを器に盛り、すり下ろしたナガイモを掛けて蒸す。
出汁で蕎麦の実を柔らかく煮て、塩、醤油で味を整え、水溶き片栗粉でとろみを付けたあんをつくる。
蒸し上がったら別に加熱しておいた小松菜を加えて、蕎麦の実あんをかける。
薯蕷蒸しはすり下ろした芋に卵白を混ぜるともっと軽く仕上がりますが、イモのねっとりした食感が好きなので卵白は混ぜません。
白身魚の他、エビ、カニ、貝類でもいいですね。

2012年3月20日火曜日

イタリアのカミキリムシ

休日に久々オープンしたリアルkitaCafeでは、なぜか途中から昆虫標本の鑑賞会に。

普段は見ない場所に積み重ねてあるので忘れていましたが、今シーズンに制作した標本をまだ整理していませんでした。
近々標本箱へ移さないといけないですね。

重ねられた標本箱の中から仕舞い込んでいた特別なカミキリムシの箱を発見。

ヴェネツィア土産のカミキリムシです。
せっかくなので標本箱から出してガラス棚へ引越してもらいました。

それにしてもこんなモノがガラスで作れるのですからスゴイ技術です。

2012年3月19日月曜日

なりきり

子ども達は「ごっこ遊び」が大好き。自分が好きなもの、気になっているものになりきって遊びます。

ままごとセットや人形でお母さんを演じたり、ミニカーなどで運転手を演じたりと、「なりきる小道具」があればなおさら想像力を刺激します。

身近な大人や周囲の働く人など、演じる対象が人である場合は、比較的与える小道具はそのまま身近なモノの玩具でもいいのですが、なりきる相手が生き物の場合は小道具がぬいぐるみとなることが多く、子ども自身と生き物の友達というように、他のキャラクターとしての存在となることが多いようです。

生き物自身にの気持ちになるために、ミュージカルのキャッツのような特殊メイクができればいいのですが、日常的な遊びの場ではもちろん、幼稚園などの場でもそんなことはできません。

ここで有効なのが「衣装」。
身体に身につける衣装により、自分サイズの生き物になりきることができます。

子ども達が自分自身と生き物のキャラクターを同期でき、想像力を刺激できることが大切なので、着ぐるみなどの出来上がった造形で丸ごと子どもを包み込むのではなく、生き物の特徴を表現しながらも、子ども達の身体を露出させ顔も隠さない衣装にすることが大切。
子ども達は別のキャラクターに変身するのではなく、めいっぱいの想像力で演じていくので、自分の気持ちが素直に演じた生き物とシンクロしていきます。

チャイルドケアの学習の一環として造形教育の演習授業を行ないました。

テーマは「花になる衣装」。
顔がしっかり出るように帽子型のかぶり物をデザインし制作します。

まずは漠然とした「花」のイメージではなく、その花の特徴を知るため、インターネットで画像検索。
もちろん本物の花を目の前に観察することがベストです。
たくさんの花から一種類を選び、その特徴を観察したらデザインを考えます。

簡単なデザイン画から実際に立体的に作ることを考えて色紙でモデルを作成。

観察して捉えた特徴をうまく生かしながら、素材と格闘し、なんとか帽子型の衣装が完成しました。
はじめての経験で悩み苦労しながらの演習でしたが、新しい発見も多くあり楽し実習となりました。


ちょうどキリン生茶の新CM「緑の野菜ブレンド」篇で野菜の帽子をかぶった子ども達が登場していす。野菜ごとの特徴と子ども達の個性がよく現れた可愛いCMですね。

2012年3月18日日曜日

何派?

休日に作り置いたトマトソースのストックがあったので、若干アレンジしてトマトクリームの煮込みハンバーグを作りました。

ハンバーグを焼いてからソースで煮込むので、ソースも作るとなると日常的には思いついてもなかなか出来ませんが、ストックがあれば簡単。
しかも生焼けの心配がいらない煮込みハンバーグは、失敗知らずの仕上がりなのもいいです。

さてこのトマトソースとハンバーグ。
どちらもタマネギについていろんな流派があるようです。

まずはトマトソース。
イタリアンシェフのレシピなんかではタマネギは入れないことになってます。けっこうな量で入るオリーブオイルで甘味や香りコクが加わるのでタマネギはいらないということでしょうか。

ハンバーグにはタマネギを入れない派、生で入れる派、炒めて入れる派がありますが、入れる派でも香りや、甘味、食感の好みで分かれるようです。

kitaCafeではトマトソースのオリーブオイルは少なめなので、甘味とコクを加える意味でも炒めたタマネギを加えていますが、オイルが少ない分パスタと和えても皿に黄色い色が残りません。
ハンバーグではタマネギの生の食感をなくすためと、甘味を加えるためにけっこう炒めたものを加えます。

どちらもいろんな作り方があるので、食べて美味しいと思える作り方にたどり着けると一番なのでしょうね。

<トマトクリームの煮込みハンバーグ>
塩をして良く練った合い挽き肉に、牛乳でふやかしたパン粉、卵、しっかり炒めたタマネギのみじん切りを加えたら成型して冷蔵庫で寝かせたあと、焼き色がつくまで焼く。
トマトソースにタマネギ、シメジを加えて煮たったら、軽く下茹でしたジャガイモ、ニンジン、ハンバーグを加え最後に牛乳と豆乳を加えて、塩、コショウで味を整える。

2012年3月17日土曜日

ORI→PORI

先日、ワタリウム美術館へ行った時にちょっと良いデザインのカードを見つけました。

チェコ出身の建築家であるテレザ・ハラディルコバ(Tereza Hradilkova)氏のデザインした「折り紙建築」のカード「PORIGAMI」です。

折り紙建築は切り込みを入れた二つ折りの紙を開くと、立体の造形物が現れるもので、1981年に建築家の茶谷正洋氏が考案し、「Origamic Architecture」の名称で世界的に有名なものですが、PORIGAMIは、テレザ・ハラディルコバ氏が育った香港の風景を折り紙建築の技法とオリジナルの木版画と共にデザインしたカードで、立体的な造形に加え、木版画で描かれた模様や紅白の色彩コントラストが美しいカードです。

香港シリーズの9枚セットがイギリスの雑誌「Wallpaper」で紹介されたことから人気となったのだそうですが、その中から東洋的過ぎないシンプルなものを購入しました。

茶谷正洋氏の折り紙建築シリーズは、型紙本が販売されている他、ごく一部ですが作品の型紙が私的使用や学校のみ活動に限定された「クリエイティブコモンズ帰属-非営利3.0 Unportedのライセンス」としてダウンロードできます。


 



2012年3月16日金曜日

春のニンジン/その2

ポタージュにつづく春ニンジンのその2は和食です。

えぐみの少ない春ニンジンは、生っぽくても充分美味しいのですが、大きさによっては芯の残る感じがあまり良い触感ではないので、ぽりぽりと固めの触感を活かしたい時は千切りがおすすめです。

加熱も茹でるより電子レンジでの加熱の方が、栄養成分も溶け出さず微調整も楽なので便利ですね。

色も華やかで、もう一品に加えやすい簡単メニューです。

<ニンジンのゴマ和え>
煎った白ゴマは良く摺って、ごま油、砂糖、醤油を加えて良く練り合わせる。千切りして電子レンジで固めに加熱したニンジンを和え、粒のままの白ゴマを振ります。ニンジンの加熱は自然に冷める段階でも火が通るので固すぎ?と思うくらいがいいですね。

2012年3月15日木曜日

春物

昼間の日差しに暖かさを感じるようなり、やっと春を感じ始めました。
新生活の始まる春は、野菜も新ものが出回る時期ですね。

年間を通して収穫されるニンジンは秋が旬ですが、キャロットが名前の由来であるカロテンの含有量がトップクラスですから、旬だけでなくいつでも食べたい野菜ですね。

3月頃から出回る「春ニンジン」はえぐみや青臭さが少なく、甘みが強いのが特徴。
またカロテンは油に溶けて吸収率が高まるので、バターや油といっしょに調理するすると効果的ですから、素材の味を損なわないシンプルな調理がいいです。

<ニンジンのポタージュ>
バターでタマネギとニンジンをしっかり炒め充分に甘味を引き出したら、水とコンソメを加えて柔らかく煮る。やわらかくなったらミキサーでピューレにして豆乳、牛乳を加え、塩コショウで味を整える。