多くの神話を生み出したSONYのショールームであるソニービルディング。
50年の務めを終え3月末を最後に解体されてしまうので、天気の良い日にカメラ持参で撮影のために再訪しました。
エレベーターで最上階へ行き、花びら構造の階層を下って撮影。
インテリアは当時のものを感じさせる部分は少ないのですが、イタリアンレストランの入る 7階の天井はハニカム構造のデザインが現代にないレトロ感で素晴らしく、地下街へつながる階段とエスカレーター室は曲面に照らされる照明が宇宙船をイメージさせる未来的な空間で泣かせます。
屋外は縦に伸びるイメージを強調するルーバーと白いスクラッチタイルのディテールがとても良いコントラスト。(バナーが若干邪魔ではありますが)
ビルの魅力はその形態としての魅力だけでなく、ディテールにもあるのだなと再認識させてくれますね。
一心不乱にビルの撮影をしていたら、たまたま通りかかったデザイン学校の生徒に目撃されていたようでした。
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