2015年1月26日月曜日

タテとかヨコとかの空間表現。

POP-UP絵本というのは、平面表現である絵が立体となるところにもちろん魅力があるわけなのですが、「ただ飛びだす」だけではあまり感動がなく、かといって複雑すぎる仕掛けも「よく作ったなあ」とは思いますが、一瞬の感動で終わってしまうような気がしています。

「仕掛け」の複雑さではなく、絵が立体となることで別の見え方になるというか、平面では表現できない「何か」が一番に見えてほしいと思っています。

どこかで紹介されていて注文していたPOP-UP絵本がやっと届きました。

「Under the Ocean(OCÉANO)」という絵本

絵本を立てた状態で世界が広がり、立体となって現れる面が水面となり、その上下の空間を表現しているところにこの絵本のスゴさがあります。


しかも絵がカワイイ。
なかなか見る事のできない海の中の世界をとても魅力的に表現しています。

バーコードがヒゲクジラのヒゲになっています。

日本語版も出版されています。

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