2011年9月7日水曜日

魚屋さんって

魚屋での魚の名前ほど難しいものはありません。

特に出世魚として有名な成長過程で名前の変わる鰤(ブリ)は、地方によって呼び名がさまざまな上、同じハマチでも地方によって大きさが違ったり、呼び名にしてもカンパチは別の魚としていたり同じブリの大きさ違いとする地方もあったり。

ブリは冬場が旬ですが、ハマチ、イナダ、ワラサ、カンパチは夏場が旬。

夏場に出回るブリは、切り身ならハマチ、カンパチなどの可能性もあり、その場合はまさに旬。

旬のはずのハマチ、カンパチであっても高級感からすべてブリとしていたりと、様々すぎてついていけません。

結局は食べてみて美味しければいいのですが、もう少しなんとかならないものかと思ってしまいます。

夏は本来旬ではないブリですが、けっこう切り身の状態が良さそうに見え、お買い得だったので買ってみました。

寒ブリと言うくらいですから、冬場のものが脂が乗っていて美味しいのですが、春に産卵を終えて落ち着いたこの夏場は、身がやせていることもなく、脂の少ないさっぱりとした味です。

オリーブオイルでソテーしたあと、ちょうど残り物のトマトソースがあったので軽く和えてみました。

2011年9月6日火曜日

メラミン対策

加工しないでそのまま食べるイモ類はジャガイモ、サトイモ、サツマイモ、ヤマイモなどが一般的ですが、日常的に食べるとなると和洋中と何にでも使えるジャガイモが圧倒的に多く、ついで生食できるヤマイモが多いですね。

甘味が強く正月の「きんとん」には欠かせないサツマイモは、日常的には味噌汁くらいであまり登場しませんが、ビタミンCが豊富でメラミン色素の沈着を押さえる効果が高いので、夏の日差しで疲れた肌には効果的です。

これからが旬ですから味噌汁だけではもったいないですね。

同じくこれからが旬のナスと焼き浸しに。
サツマイモは水分を吸いやすいので、出汁がしっかりしみ込んで美味しいです。

もっとバリエーションを増やさないといけません。

サツマイモ、ナス、オクラの焼き浸し
食べやすい大きさに切って焼いた野菜を出汁(水、カツオだし、酢、醤油、砂糖)に浸けるだけ。
深さのある器に盛ったら鰹節をふります。

2011年9月5日月曜日

ギャングを食べる

「うつぼの揚げ煮」をはじめて食べました。

珍味として紀伊半島近辺では普通にスーパーなどで売られているそうです。


海のギャングとしてどちらかと言えばグロテスクで嫌われ者のウツボ。

大きな分類ではウナギ目ですが、日本でも食用とする地域は高知や和歌山、千葉、五島列島など限られているそうで、ゼラチン質が多く淡白でとても美味しいということですが、小骨が多く、ハモのように骨切りするなど手間がかかるので、高級魚として珍重されれいるようです。

うつぼの揚げ煮は甘辛い醤油味で、食感は鱧皮焼きにも似ていてなかなか美味でした。

海で出会ったウツボ











トラウツボ、ハナビラウツボ、ハナヒゲウツボ



うつぼの揚げ煮




うつぼのタタキも美味しそうです。


2011年9月4日日曜日

賛否両論ですが


9/2の新聞全国紙の朝刊に掲載された宝島社の企業広告が反響を呼んでいます。

広告はGHQ総司令官のダグラス・マッカーサー元帥が1945年8月30日に厚木飛行場に降り立つ写真に「いい国つくろう、何度でも。」のキャッチコピー。

Twitterでは、手離しで面白がる人、一度面白いと言ったものの後で誤る人、不快感をぶつける人、マッカーサーだとわからないでただ面白がる人など様々ですが、戦争や戦後の混乱期を間近に体験した世代の人々は嫌悪感を感じているのだと思います。

私自身は戦争も戦後の混乱期も知らない世代ですが、この写真の歴史的な事実を現在このようなかたちで(面白がって)使う事によって、嫌悪感を感じる人がいると、企業側は当然ながら想定している確信犯だというところが疑問でなりません。

昨年は朝日広告賞(準朝日広告賞)、読売広告大賞(銀賞)、広告電通賞(新聞広告電通賞)などを受賞し、これまでも広告賞の受賞の多い宝島社の企業広告ですが、今年の広告について業界関係者はどう判断するでしょうか。

皆さんはどうのように感じますか。
デザイン学校では例年、読売広告大賞に応募する作品制作を実施していますが、制作の立場として広告が社会に与える影響をもう一度しっかり考えて欲しいと思いました。

宝島社のサイトでは歴代の企業広告が広告意図と共に掲載されています。


2011年9月3日土曜日

パンか硬貨か

ウニやヒトデの仲間である棘皮動物に「カシパン」という動物がいます。
ウニのトゲを思いっきり細かく短くして潰したような形態で、つぶれたあんパンのようでもある動物です。

このカシパンはウニと同じように死んでしまうとトゲが抜けて、石灰質の殻だけが貝殻と同じように残ります。

海の浅い砂地に棲んでいることから英語ではサンドダラー(Sand dollar)と呼ばれます。

日本に生息しているカシパンの仲間は比較的殻が薄いのでしょうか、砂浜に打ち上げられる際に割れて形がなくなってしまうことが多く水底で見つけるのがいいのですが、殻が硬い種類はその形のまま砂浜に打ち上げられるそうなので砂浜で拾ってみたいですね。

先日、新しいカシパンの標本をまたひとつ手に入れました。
同じ種類でもひとつひとつ表情が違っておもしろいものです。

カシパン類の標本コレクション
骨格標本がほとんどですが、化石標本も混ざってます。


サンドダラーの詳しい生態は葛西臨海水族園のサイトで。

新江ノ島水族館のサイトでは動画が見られます。

2011年9月2日金曜日

秋の展覧会

9月になりました。もう秋ですね。
秋は多くの展覧会が開催されるので、計画的に観覧しないと見過ごしてしまいがちですから、一度整理が必要です。

すでに紹介している展覧会で、まもなく終了するものもあります。
学生さんは後期の授業が始まる前に大急ぎで観に行きましょう。

<まもなく終了>
映画パンフレットの世界
東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室
9/4まで

実相寺昭雄展ウルトラマンからオペラ「魔笛」まで
川崎市市民ミュージアム
9/4まで

BIOMECANICA( ビオメカニカ)――河口洋一郎の異形博物誌
東京大学総合研究博物館小石川分館
開催中-9/25まで

<開催中まだ会期に余裕あり>
WOMEN on the TOWN-三越とパルコ、花開く消費文化
アド・ミュージアム東京
開催中-10/10まで

日本のロングセラー商品展
印刷博物館P&Pギャラリー
開催中-11/6まで

草間彌生展 Kusama's Body Festival in 60's
ワタリウム美術館
開催中-11/27まで

<まもなく開催 期待の展覧会>
工藤青石展「形と色と構造の感情」
ギンザ・グラフィック・ギャラリー
9/2-9/28

実況中継EDO
板橋区立美術館
9/3-10/10

「アーヴィング・ペンと三宅一生」展
21_21 DESIGN SIGHT
9/16-4/8

メタボリズムの未来都市展
森美術館
9/17-1/15まで

アール・デコの館
東京都庭園美術館
10/6-10/31

2011年9月1日木曜日

モエレ沼いいね

デザイン学校の学生たちが研修旅行に出かけて行きました。

年に一度、デザインやアートに関連する施設やイベントを訪ねる宿泊研修で、昨年は瀬戸内国際芸術祭を訪ねましたが、5年目となる今年の研修先は北海道です。

北海道といえば彫刻家のイサム・ノグチ氏が基本設計を行った「大地の彫刻」の唯一の完成形である「モエレ沼公園」がありますが、今回の研修では全員が訪ねるはず。

2005年に完成し北海道ならではのスケールの大きいランドスケープが当時は随分と話題になりましたが、近年あまり話題になっていないと思っていたところ、ちょうど8/18から放映開始中のPanasonicのデジタルビデオカメラのCMで、森高千里さんが出演している「愛情サイズ」シリーズのロケ地がモエレ沼公園でした。

「1秒起動」篇 


「42倍ズーム」篇


メイキングはPanasonic公式サイトで見られます。