東京都写真美術館で開催中の「写真のエステ-写真作品のつくりかた」を見てきました。
「エステ=美容」のイメージが強いですが、言語のエステティーク(仏:esthétique)には「美学」「審美眼」という意味がありますので、「写真の美学」や「写真の美しさを見極める」をテーマにした展覧会ということ。
写真美術館のコレクションをテーマに沿って3期に分けた展覧会の2期目です。
美しさを作る要素を「構図、ピント、光、暗室技術」の4つに分けた展示からは、水平の出ていない斜め構図の写真やブレていることで動きを感じる写真、ネガフィルムからの現像段階でのトリミングや焼き込みなど、1枚の写真作品への手間が感じられ写真撮影の教科書としてもとてもいいので、学生さん達はぜひ夏休み中に行ってみて欲しいですね。
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