Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「レオ・レオニ 絵本の仕事」を見てきました。(8/4まで)
もっと早くに見に行こうと思っていたのですが、うっかり夏休みに入ってしまい、会場は子ども連れがいっぱい。
入ってすぐの展示室のあまりの混雑にめげましたが、空きを見つけながら奥へ。すると原画を見ることに飽きてしまったのか、メインの展示室では、中央に置かれた「絵本」には人だかりがあるものの、周囲の展示パネルの前は人がまばら。ゆっくり観賞できます。
人気なのは「フレデリック」に代表されるネズミの絵本原画。
それに対して、自分を誰かの部品だと思っている小さなかけらの物語「ペツェッティーノ」や鉛筆で石を詳細に描いた「はまべには いしが いっぱい」や空想の植物「平行植物」にはほとんど人がいないというのがなんとも不思議というか、わかりやすいというか。こうした原画がとてもスゴイのですけどね。
後半には名作「スイミー」をモチーフにした映像が曲面の大きな壁に囲まれるように投影された部屋があり、壁に近づくとセンサーが反応して小魚たちが逃げる仕掛け。魚を追いかける子ども達が楽しそうでした。
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