2011年4月29日金曜日

伝統の意匠

今日4/29は英国王室ウィリアム王子ケイト(キャサリン)・ミドルトンさんのロイヤルウェディングですね。

先日、ロイヤルウェディングに先駆けて紋章を持たなかったミドルトン家のケイトさんに紋章が与えられ、ニュースでも発表されていました。

この紋章は結婚前のもので、結婚後はウィリアム王子の紋章と組み合わせた新しい紋章が与えられるそうです。

結婚前のケイトさんの紋章は全体的にシンプルな印象ののデザイン。

枝葉の付いた3つのドングリや青いリボンなど「可愛らしい」モチーフが多いですが、青いリボンは未婚の女性を示すものだそうなので、新しい紋章のモチーフには使われないモチーフですね。

これが結婚前のウィリアム王子(左)とケイトさん(右)の紋章です。













新しくデザインされるケイトさんの紋章は、ウィリアム王子の紋章を基本に盾の柄が左に集約され、右にドングリモチーフのデザインが入るのでしょう。たぶん。

盾をつり下げる青いリボンがなくなるので、変わりに盾を支えるサポーターと呼ばれる動物等が配置されるのだと思います。

左はそのまま獅子で、右側のユニコーンは別のサポーターに変わるのだと思いますが、鷲や鷹、イノシシ、グリフィン、クジラ、人魚、ドラゴン等々、図柄としては何でもありですが、王家の紋章学に基づいて決まっているのでしょうね。

新しい紋章の発表が楽しみです。

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