2011年4月1日金曜日

ぱんだ!

今日から上野動物園のパンダがいよいよ一般公開されました。

野生動物を飼育化において公開することには様々な意見があると思いますが、動物が大好きな私は基本的に賛成派です。

特に絶滅が危惧されいる動物については、自然だけでは保護が間に合わない例が多くありますし、動物を身近に感じられることで、関心を持つ人が多くなる=保護に関心を持つ人が増えるということも現代では必要なことと思います。

今回のパンダを10年間借り受けるに当たっては、東京都が中国野生動物保護協会に年間95万ドル(約7800万円)という金額が発生しています。

この金額が高いのか安いのかはわかりませんが、絶滅の危機にあるパンダの保護のために、中国四川省の保護センターの支援や自然界のパンダの環境維持に使われる資金であれば、東京都としては有意義な支出だと思います。

問題はパンダを借りていくらということでなはなく、上野動物園でパンダを見て、「パンダは人間のせいで絶滅するかも知れない状態だけど、絶滅しない努力のために東京都(都民)も資金協力している」ということをなぜもっとアピールしないのかということ。

きっかけは「人寄せパンダ」かも知れませんが、自然界の動物たちが普通に暮らす環境は、人が資金を調達して管理しなければ維持改善できないという事実を多くの人に知ってもらうきっかっけにもなるはずです。

さあパンダに会いに行こう。

約100カ国で地球規模の環境保全活動を展開しているWWF(世界自然保護基金)は絶滅の危機がとても深刻なパンダを団体のロゴマークにしています。

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