快晴の休日。
花粉の恐怖はありつつも部屋に閉じこもっているのがもったいなくて屋外へ。
暖かくなる日が増えると、そろそろ日本で越冬した冬鳥が渡っていく季節。
冬鳥もしばらく見られなくなりますので、やや遅めの時間帯ですが近場の一橋大学構内でバードウォッチング。
正門を入ってすぐの講堂周辺の林で、枝を飛び回るシジュウカラやエナガがを見上げていると足下をカサカサと音をたてて動く気配。
冬鳥のツグミが歩き回っていました。
しばらくするとコツコツと木を叩く音。
日本で一番小さなキツツキのコゲラがいます。
ちょっと高い位置なので双眼鏡でも小さな姿しか捉えられず、講堂の裏手を回って反対側へいくと目の前の木に別のコゲラが飛んできました。
かなりの近距離な上、木の幹の低い位置に止まったのでじっくり観察。
背景はロマネスク様式の兼松講堂という絶景ポイントでした。
この兼松講堂をはじめとする一橋大学の校舎の多くは建築家の伊東忠太の設計で昭和初期に建てられたロマネスク様式を採用したデザイン。
建築装飾の怪獣でも有名で建築家の藤森照信氏の調査によれば17種99匹のがあるのだとか。
何度か怪獣観察もしていますが、せっかくご近所なのでしっかり記録しておこうと思っています。
その後は構内の林を一周して薮の中にコジュケイを発見したり、久々のお手軽野鳥観察は充実でした。
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