新しい駅の上家が古レールで作られることはないので減る一方ではありますが、まだまだ都心でも残っているところがあるようです。
普段は上を眺めたりしないですから、意識していないとなかなか気付かないですよね。
JR中央線の御茶ノ水駅。
ホームの上家にも古レールが残るのですが、この駅の見所は、線路の上をまたいでホームとホームを移動し聖橋口へとつながる跨線橋(こせんきょう)。
この構造部分に多くの古レールが使われています。
もちろんH型のアングルも使われていますが、古レールはHの片側が丸みを帯びているため影の付き方が違い視覚的なアタリがやわらかいのが特徴。鉄骨の構造体のガチガチ感が和らいでとてもいい感じです。
歩いている時の視線には多くの広告などが目に入るので感じませんが、上を見上げると「どこの古びた駅だ?」と思うほどのディテールです。
手前の明かり取りの古び感や奥のヴォールト天井などけっこうツボですが広告が邪魔です。 |
>>以前の古レールのブログ記事
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