2013年12月13日金曜日

富士見の家を見る会

建築家アントニン・レーモンドが手掛けた住宅「富士見の家(吉田邸)」の見学会が3日間だけ行なわれるという情報が入りました。
最近まで使用されていた住宅で、所有者の代替わりにより建築物の引き継ぎ手を探すための見学会です。

たまたま近くで仕事をしていて都合良く待ち時間ができたので、大急ぎで行ってきました。

1970年(昭和45年)に竣工。RC造4階建て。建物のほぼ中央に螺旋階段が通る構造。
思わぬ所に部屋があったり、バスルームに2方向の出入口があったりと図面を見ながら楽しく見回りました。


保存建築としてきれいにリフォームされているわけではないので、すり切れたカーペットや汚れたコンクリート、整理されていないベランダ等、不動産物件としての見学会であったことがより空間を感じる事のできるものになっていました。

建物内の撮影ができなかったのがちょっと残念でした。

1 件のコメント:

Laura Bush さんのコメント...

私はこの記事をよく研究された内容と優れた表現で賞賛します。 私はこの資料に深く関わったので、読むのを止めることはできませんでした。 私はあなたの仕事とスキルに感動しています。 どうもありがとうございます。 茅ヶ崎 注文住宅