装幀のデザインで特に有名なデザイナーである平野甲賀氏のこれまでの全仕事を振り返ることのできる大規模展覧会。
晶文社の本の装幀を約30年にわたって全て手掛け、その数は7000冊以上に及ぶというのですからものすごい量です。
未発表のポスター原画などもあり、これまでのイメージとは異なる世界観の作品にも出会える楽しい展覧会でした。
展覧会カタログには平野甲賀氏の特異の描き文字から生まれたフォント「コウガグロテスク」が付属。
フォントを使ってみたくてカタログを買いました。
ちょっといじっただけですが、やはり面白い。
どちらかというとタテ組み向きでしょうか。
だれが作っても「平野甲賀風のデザインになる」というのは実はスゴイことですよね。
それ風にはなりますが、バランスを取るのが実はとても難しい。 |
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