GALLERY A4(ギャラリー エー クワッド)で開催中の「同潤会の16の試み —近代日本の新しい住まいへの模索—」を見て、同潤会清砂通りアパートメントで課題で使用する写真のロケを行ったことを思い出しました。
通りの交差点に面した角に階段室があり、上階から見下ろした写真を使用したはず。
今回の展覧会のチラシやパンフレットのメインビジュアルでもそのようなカットが使われているので、記憶を確かめたく当時の写真を探してみることに。
プリントや広告作品は残っていませんが、フィルムのネガなら可能性があると思って、ネガアルバムを引っ張りだして確認すると、そこには同潤会清砂通りアパートメントの姿が数カットですがありました。
学生にとってフィルム代が馬鹿にならないということだったのか、当時はあまり建物には興味がなかったのか、撮影枚数の少なさには驚き。
デジタルの今なら後で整理が大変と思いつつも100カット以上撮影するところです。
ネガをライトテーブルに乗せてiPhoneで撮影後、Photoshopで階調反転。
現れた図像をきっかけに記憶が一気に1987年に飛んでいきました。
>>展覧会のレビューはこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿