久しぶりのiPhone顕微鏡「Leye」での観察。
沼津港で拾ったユリカモメの羽根を拡大。
細かい毛が規則的に並び織物を見ているかのようでなかなかキレイです。
先端近くをさらに拡大すると、1本1本の毛が透けて見えました。
まるで軟らかい鉛筆で画用紙に描いた線のようなカスレがあって不思議な質感です。
このカスレ。
もしかすると鳥の羽根の光の反射構造と関係しているものが見えている?
デザイン学校の色彩学で習うように、通常の色は、赤なら長波長域の可視光を反射して中波長域や低波長域の可視光を吸収、黒ならすべてを吸収というように可視光の特定の波長域のみを反射し、その他の波長域を吸収させることで色が認識されます。
ところが鳥の羽根は特定波長域のみを増幅させる構造があって、波長域を吸収させることがなく(エネルギーの吸収がない)、そのため色褪せるということもないのだそうです。
もしかするとこのカスレはその特殊な構造が見えているのかもしれません。
そんなことを考えるとちょっとワクワクします。
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