デザイン学校ではポートフォリオ制作のための作品撮影実習を行ないました。
今回はデッサンやイラストレーションなどの平面作品の撮影方法。
平面作品の撮影でもっとも大切なポイントが作品全面に均一な光を当てること。
こればかりは目では確認できないので、専用の機器である露出計を使います。
学校には1台常備しているのですが、学生さんが自宅など学校外で撮影したい時に、露出計に変わるものがないかと探したところ、iPhoneアプリで見つけました。
露出計アプリと呼ばれるもののほとんどは、計測したい部分から反射して来る光を測る「反射光式」と呼ばれる側光方式。
この側光方式では反射率の異なる白い部分と黒い部分で数値が変わるので、今回の使用目的には使えません。
唯一見つけたのが「FotometerPro」。
「反射光式」と「入射光式」を切り替えられるので、これなら露出計の代用になります。
有料アプリですが、100円なので何万円もする露出計を買うことを考えればとてもお安いですね。
若干反応が遅いのが難点ですし、露出計と比べると数値の誤差があるので正確さは期待できません。念のため。
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