デザイン学校の後期授業が始まりました。
後期は東京デザイナーズウィークへの参加をはじめ、様々なコンペへの応募もあり、学生さんにとってはこれまで以上に忙しくなります。
授業の後期だけでなく全ての予定を管理して制作を進めることは、社会に出ても充分に戦える経験になることでしょう。
さて、1年生のグラフィックデザイン専攻では、編集デザインの基礎的な理解のための恒例授業である造本がはじまりました。
造本の作業には、各ページの構成レイアウト、文字組、用紙の選択等々……これまで前期に学んだデザインの要素が多い上、少ないページ数でも、見開きで制作したデザインが本として綴じられる時のどうなるかを考えることで、面付けを意識することができ、雑誌や書籍等のページもののデザインにとても役立ちます。
例年、若干の仕様変更をしながらの恒例となった今年度は、詩や物語をテキスト素材として与え、その世界観を言葉のイメージに置き換えで図像化するという趣向。
言葉に頼らず図像としての視覚的イメージを作り上げるトレーニング課題でもあります。
素材は「マザア・グウスの歌」または「イソップ物語」のいずれかを選択して制作。
はたしてどんな作品ができあがるでしょうか。
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