ウニやヒトデの仲間である棘皮動物に「カシパン」という動物がいます。
ウニのトゲを思いっきり細かく短くして潰したような形態で、つぶれたあんパンのようでもある動物です。
このカシパンはウニと同じように死んでしまうとトゲが抜けて、石灰質の殻だけが貝殻と同じように残ります。
海の浅い砂地に棲んでいることから英語ではサンドダラー(Sand dollar)と呼ばれます。
日本に生息しているカシパンの仲間は比較的殻が薄いのでしょうか、砂浜に打ち上げられる際に割れて形がなくなってしまうことが多く水底で見つけるのがいいのですが、殻が硬い種類はその形のまま砂浜に打ち上げられるそうなので砂浜で拾ってみたいですね。
先日、新しいカシパンの標本をまたひとつ手に入れました。
同じ種類でもひとつひとつ表情が違っておもしろいものです。
カシパン類の標本コレクション
骨格標本がほとんどですが、化石標本も混ざってます。
サンドダラーの詳しい生態は葛西臨海水族園のサイトで。
新江ノ島水族館のサイトでは動画が見られます。
4 件のコメント:
ああ!
スカシカシパンだ!
私も欲しい貝の一つです!
左の突起の多いやつと右のデカイのは化石なのでそこそこ硬いですが、ほかはとても壊れやすいです。
以前壊した時の記事▼
http://kitacafe.studio-kitazaki.com/2010/10/blog-post_17.html
ブンブクの仲間はほかに持ってなかったのでとてもショックでした。
ありゃ~。
ブンブクの標本可愛いですね。
貝の標本も欲しいですが
蝶や虫の標本も欲しいです。
しかし買うとなると高いですよね。
けれどぜひ部屋に飾ってみたいものです。
それか昆虫図鑑か蝶の図鑑。
確か先生が前にブログでちらっと
書いてたと思うんですが
表紙がアンティーク調なのが欲しいです。
昆虫標本は自分で採集して作りましょう。
標本作りに慣れたら、展翅してない外国産の蝶を安く買う手もあります。
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