2011年9月22日木曜日

民藝運動の

松屋銀座で開催中の「没後50年・日本民藝館開館75周年 -暮らしへの眼差し- 柳宗悦展」に行ってきました。
(開催中〜9/26まで)

柳宗悦氏は日本における民藝運動のさきがけとして、また駒場にある日本民藝館の設立メンバ—の一人であり、初代館長としてあまりに有名な民藝研究者ですが、柳宗悦展としてのコレクション展はあまり開催された記憶がありませんでした。

今回の展覧会は陶磁器や染織品、木漆工品などのコレクションの他、自身の筆に寄る書軸や原稿などもあり見所満載。

特に木版刷りの原稿用紙に書かれた筆文字の原稿の美しさにはおどろきました。(原稿用紙は水色のインクで枠□□□ではなくベタ■■■で刷られているのも美しい)

それにしてもこうしたコレクションを見ると、柳宗悦氏の審美眼には本当に恐れ入ります。

秋は日本民藝館へ行くのもいいですね。


「没後50年・日本民藝館開館75周年 -暮らしへの眼差し- 柳 宗悦展」は松屋銀座では会期が10日間と短いのですが、各地に巡回予定だそうです。
横浜そごうなら東京からも近いので、見逃した方はぜひ。

神奈川県・横浜そごう美術館(10/22~12/4)
大阪歴史博物館(2012年1/7~2/29)
鳥取県立博物館(2012年4/7~5/20)
広島県・奥田元宋小由女美術館(2012年5/29~7/8)

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