武蔵野の林なかにいる昆虫たちは小さい上に動くので、なかなか発見!とはいきませんが、それでも初夏を感じさせる昆虫に何種類か出会いました。
ブナ林に向う舗装された道。
両側に桜やカエデなどの樹々が多い事もあり、木陰も多い場所に突然コガネムシのような黒い物体が飛んで来て着地しました。
ゆっくり近づいてみるとなかなかカッコいいやつで、一瞬クワガタ類のメスかと錯覚しましたが、触角の形態がまったくちがうのでゴミムシ系?と判断。
図鑑で確認するとオオヒラタシデムシと判明。
クワガタやカブトムシと違い、肉食の甲虫です。
林の中ではあまり目立った発見はありませんでしたが、建物の脇に咲き乱れるツツジにはクロアゲハが忙しく蜜を吸っていました。
夏を代表するような大型の蝶であるアゲハの中でも比較的大きい種類ですが、この時期の成虫は蛹で越冬した春型なので小型です。
アゲハチョウ同様に幼虫の食草は柑橘類。
ここ最近は街中ではあまり見かけなくなりましたね。
明るい草地に咲き乱れるヒメジオンの花には、飛翔力に優れるアオスジアゲハがやって来ました。
翅の青い帯は鱗粉がなく透明で光がキレイです。
アオスジアゲハは夏の水辺で集団で吸水することでも有名ですが、いまだ見たことがありません。
いつか出会いたい光景ですね。
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