印刷博物館P&Pギャラリーで開催された「世界のブックデザイン2014-15」でチェックした素敵なドイツの絵本「Das magische Zauberlupenbuch」が手に入りました。
赤と青の2色で刷られたこの絵本は、赤いフィルムの虫眼鏡を通すことで赤インクの画像が消えて青インクが際立ち、裸眼では見えなかった樹の中やビルの中、地面の中などの世界が現れます。
その世界は、地中で作物を収穫していたり、動物がアクロバットをしていたり。
もともと見えていた世界からは想像できない新しいユニークな世界が魅力的です。
技巧もよくある2色のメガネで見る3D視ではないというところがニクい演出です。
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