「月夜の幻燈会 どんぐりと山猫」。
ついこのあいだ清里で原画を見てきたばかりの画家小林敏也氏の絵です。
小平の雑木林の中で小林敏也さんの原画演出により朗読と演奏によるスライド上映会があるそうで、なんと今回で12回目なのだとか。
上映に必要な電力は昼間のうちに集まった子どもたちが自転車発電するというのもユニークです。
朝から怪しい天候でしたがなんとか雨にはならず、無事に上映会は開催。
30程度の短い時間ですが、暗い雑木林の中で子どもたちや家族連れをはじめ多くの人たちがスクリーンに注目して、なんだか夏休みみたいで貴重な体験をさせてもらいました。
雑木林にスクリーンがあるだけでわくわくします。上映中は光が出る物は一切禁止。もちろん撮影もダメです。 |
<前回の上映会がYouTubeにアップされています>
この企画の主催者は「どんぐりの会」という市民グループで、西武国分寺線鷹の台駅のすぐ裏手にある小平中央公園の雑木林を横切って四車線道路を作るという50年前の計画が現在強引に進められようとしていることに危機感を感じ、この雑木林が地元の住民や子どもたちにとって、とても大切な場であることを訴えるための活動の一つのようです。
道路計画はともかく、雑木林で上映会(しかも幻燈会というネーミングがいい!)という素敵な企画は続いていって欲しいですね。
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