2014年1月20日月曜日

二度蒸し

少し前の写真を整理していて、日本料理店でいただいた蒸し物の写真に道明寺粉を使ったものが出てきました。
桜餅の外側に使うもので、蒸した餅米を乾燥させて砕いたもの。
二度加熱するせいでしょうか、生の餅米を使う餅米シュウマイよりもっとモチっとした食感でとても美味しいです。
やってみれば大して手間ではないのですが、なぜか出番が少ないのは反省。

せっかく思い出したので道明寺粉を使って蒸し物を作ろうと決意。
ちょっと勇気を出して鯛の切り身を用意して蒸し物に仕上げました。

やはり鯛は美味しい。そして出汁を吸った道明寺粉も最高でした。
秋に拾って殻を割っておいた冷凍ギンナンがあったので一緒に蒸し上げました。
きれいな翡翠色が残って食感もそのまま。ギンナンは殻を剥いて冷凍がいいようですね。


<鯛の道明寺粉蒸し>
道明寺粉に煮立てた出汁を加え充分に出汁を吸わせてふやかしておく。
出汁を吸った道明寺粉に茹でて薄皮を剥いたたギンナンを混ぜ、団子にして蒸篭に入る皿に盛って少しだけ平たくする。
鯛は骨を抜き塩をしたあと酒で洗って水分を拭き取る。
道明寺粉に鯛をのせ蒸篭で蒸し上げ、出汁餡をかけていただく。

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