渋谷のシアター・イメージフォーラムで上映中の「ハーブ&ドロシー」を観ました。
アメリカの6つの映画祭で賞を取り、昨年11月に日本公開されてから話題となっていたドキュメンタリー映画です。
http://www.herbanddorothy.com/jp/
知人&近所の雑貨屋さんのダブルのおすすめだったので、早速出かけていきましたが、見終わってからこんなに幸せな気分になれる映画は久しぶりでした。
薦められるまで知らなかったのはなんとも不覚。
前半部分は多少同じテンポの繰り返しが多いものの、インタビューや過去の映像を上手く繋いだ作りはとても良く出来ています。後半は文句無しの完成度。
なによりも主人公のハーブ&ドロシーのキャラクターが素晴しく、映画としても良く描けています。
自分たちが認めた「良いもの」を自分たちの基準で集めていく生き方はコレクターの神ですね。
こんな生き方もあるのだと元気がもらえる素晴しい映画です。
残念なのは、こうした映画を見ると、つくづく日本のアートはまだまだ閉鎖的なのだなと感じること。そしてこんな素晴しい映画に大手映画会社の配給が付かず、日本公開に際して映画ビジネスとは縁のなかった方々の尽力で公開できたということ。どこか間違ってます。
予告編
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