NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] で開催中の「磯崎新 都市ソラリス」を見てきました。(3/2まで)
建築家の磯崎新氏と言えば、丹下健三氏に学んだ日本を代表する世界的な建築家の一人。
20数年前にロサンゼルス現代美術館(MOCA:The Museum of Contemporary Art)に行った時に初めて知った建築家です。
この頃は企業が業界向けにPR誌を制作する事が流行だった時代で、特に建築系の企業での制作が顕著でした。
グラフィックデザインの資料として集めていたこうした企業PR誌の中に、日本板硝子株式会社のPR誌「SPACE MODULATOR」があり手元に残っていました。
グラフィックデザイナーの小島良平氏のデザインで、誌面構成や写真に刺激を受けた一冊です。
今回の展覧会は3期間に分かれた展覧会で、現在はその3期目。
会場内は一般的な建築展とは異なり、ワークショップスペースやインスタレーション作品があり、解説が少ないこともあってやや難解でしたが、建築や都市を考える根本となる思想を感覚的に感じさせようという狙いがあるのではないかと推測。
アートとサイエンスにスポットをあてた活動をしているICCならではの展覧会だと思います。
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