「世界のブックデザイン2009-10」でチェックし注文した本その3がやっと届きました。
実は今回一番欲しかった本。
フランスで出版されたポップアップ本「Popville」。
展覧会のフライヤーにもあるように、教会のまわりに家が建って大きな町になるという単純なストーリーの本なのですが、これがスゴイ。
ポップアップ自体はどうってことない仕掛けなんです。
2つに折った紙が立ち上がるとか、たたまれた紙が箱型に起きるとかとても単純な作り。
スゴイのは、ページに穴が空いていて、はじめに建った建物は最後まで残って、新しい建物がまわりに建つ仕組み。
しかも木は切り倒されて家になるから無くなるとか、建設機器もどこかへ行くとか、「ページをめくること=時間の経過」という本の構造をとても良く(かっこよく)表現しちゃったところなんか泣けちゃいます。
これは一家に一冊あってもいい本だと思います。
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