パティスリーのブランドを設定し、ビジュアル展開するというもの。
これまでにも制作過程を「キャッチフレーズを考える」「ロゴ制作」の2度に渡って紹介しました。
そして先日、いよいよ集大成となる授業内プレゼンテーションを行いました。
デザインワークでは形態や素材が具体的になる段階でコンセプトがブレやすく、ロゴだけがカッコ良くても素材感とあっていないとか、作り込みは良くてもテーマカラーを示すデザインがコンセプトと合っていないなど、仕上がりがちぐはぐになることも多くあります。
今回のブランディングでは、各自が設定したコンセプトのもとテーマ性のはっきりしたキャッチフレーズを設定していたので、最後までそのフレーズを大事に展開できた学生の作品は充実したものになりました。
自分の好きな世界観、自分がいいと思うデザイン。
この2つをムリなくブランドに組み込んだ3作品が、学生同士の投票でも高評価でした。
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ガーリーな世界観を上品にまとめました。
細かい花柄を部分的にあしらったデザインがシックな赤ともマッチしています。
ロゴはシーリングワックスをモチーフとし、ケーキボックスのリボンをシールで止めるアイデアも成功しています。
SWI2YU SWI2ME
雰囲気のあるイラストを中心にデザインを展開。
テーマカラーの3色のバランスが甘いため、深みが足りない部分もありますが、パッケージを中心にテーマのスイッチを上手くデザインしました。
BOW
テーマの木をデザインに落としたことで華やかさが出ましたが、ロゴが最後までまとまりきらず弱い印象となってしまった所は残念。
パンフレットでは唯一配布した画像素材に加えて自ら撮影を行うなどの拘りはさすが。
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