2013年6月20日木曜日

記憶と行為。

鉱物を集める楽しみは、造形的な美しさをいつでも眺められるところにあるわけですが、天然鉱物の結晶は種類ごとに色や形に特徴があるものの、個別に大きさも表情もまったく異なるわけで、一つ一つを見比べて好きな造形を探すという行為もとても魅力があります。
そういう意味では、フェアなどで多くの鉱物を見て良いものが見つからなくても、探す行為で満足はしているわけですね。
ところがビジュアルイメージの部分では、なんとなくすっきりしない気分が残ってしまい、そんな時には図鑑が登場することになります。

実物を手に入れるというのは中々出会いの希少性や経済面の問題がありますが、図鑑となると一級の標本写真が並べられていて、しかもその来歴の詳細がまた楽しい。
実際に見た鉱物でもこんな表情のものもあるのかと曖昧な記憶と照らし合わせ、次回に思いを馳せています。



1 件のコメント:

  1. わーーー先生!今度貸してくださーーい!!!

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