2013年5月15日水曜日

アングラとともに。

渋谷のポスターハリスギャラリーで開催中の「寺山修司と天井桟敷 全ポスター展-演劇実験室 天井桟敷の宣伝美術の全貌-」を見てきました。(5/19まで)

天井桟敷のポスターは日本のグラフィックデザインの歴史を語る上で外せないアングラ演劇界アヴァンギャルドデザインの代表的なポスターで、旗揚げメンバーとして劇団に所属していた横尾忠則氏の他、粟津潔氏や宇野亜喜良氏などポスター全盛時代を代表するデザイナー、イラストレーターが大勢関わっています。

1960年代から80年代にかけての小劇場演劇のアングラ劇団の公演ポスターの魅力は色使いと図柄、そしてテキスト。情報告知という役目を持つポスターの枠を超えた強さは、他には類のないデザイン表現です。

比較的目にする事が多いアングラ演劇ポスターですが、画家の建石修志氏も天井桟敷のポスター制作に関わっていたのははじめて知りました。建石氏の鉛筆画は学生時代に一時期傾倒したので懐かしいです。




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