正月の三が日が終わり、街中が日常モードに戻ってきました。
まもなく入試や進級、卒業、就職などと学生さんにとっては落ち着かない時期になりますが、気持ちを落ち着けていい新年のスタートを切って欲しいですね。
2013年も楽しみな展覧会が多く開催されます。
まだ年間スケジュールが発表されない美術館も多いのですが、まもなく終了する展覧会の整理と一緒にまとめてみました。
まもなく終了する展覧会。
東大古生物学――130年の軌跡
東京大学総合研究博物館
(開催中-1/11)
東大の総合研究博物館は小さいながら内容がとても濃いです。
コレクションの凄さとストイックな展示が毎回とても素敵な展覧会となっていますので、古生物学もとても期待です。
田中一光とデザインの前後左右
21_21 DESIGN SIGHT
(開催中~1/20)
まだ見に行けていないのですが、ggg(銀座グラフィックギャラリー)での数回に分けてのポスター展を見ていても訪れたい展覧会。
森と湖の国 フィンランド・デザイン 展
サントリー美術館
(開催中~1/20)
アルヴァ・アールト、カイ・フランクなどのデザイナーに代表されるデザイン展。ガラス作品が中心というのも期待です。
手の痕跡
国立西洋美術館所蔵作品を中心としたロダンとブールデルの彫刻と素描
国立西洋美術館
(開催中~1/27)
油彩画など平面作品の素描とは異なる彫刻家の力のある素描が見所。
森本千絵 展 En°木の実 展
WATARI-UM OnSundays
(開催中-1/29)
昨年の印刷博物館P&Pギャラリーでのトライアルでも一部が展示されていたコラージュ作品をはじめ、森本千絵さんのデザインの原点とも言える作品が見られる貴重な機会。
アートと音楽-新たな共感覚をもとめて
東京都現代美術館
(開催中-2/3)
アートと音楽というのはこれまでも融合されながら表現されてきていますが、坂本龍一氏が総合アドバイザーとなっている展覧会というだけで何やら起こりそうな感じです。
中ザワヒデキ展 脳で視るアート
武蔵野市立吉祥寺美術館
(開催中-2/7)
医学部出身の現代美術家である中ザワヒデキ氏ならではのアート展。視覚と脳の関係がつかめそうな気がします。
山と森の精霊 高千穂・椎葉・米良の神楽 展
LIXILギャラリー
(12/6~2/22)
宮崎県に伝わる神楽と九州の仮面を紹介。民衆芸能の芸術性に着目した展覧会。
世界のブックデザイン2011-12
P&Pギャラリー
(開催中~2/24)
ドイツで開催される「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書と各国の書籍が手に取って見られる展覧会。
毎年見応えがありますが今年も欲しい本ばかりの展覧会でした。
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そしてまもなく開催の展覧会。
松永真ポスター100展
銀座グラフィックギャラリー
(1/9-1/31)
資生堂宣伝部出身のグラフィックデザイナー。手掛けたパッケージデザインも多いのですが、ポスターのみを集めた展覧会。
JAGDAやさしいハンカチ展 Part 2
〜東北の被災した子どもたちとデザイナーがつくった元気のでるハンカチ〜
東京ミッドタウン・デザインハブ
(1/15-2/17)
継続的な復興支援のために、被災地のこどもたちが描いた絵をデザイナーがデザインしたハンカチの展示と販売会。
第52回 消費者のためになった広告コンクール展
アド・ミュージアム東京
(1/17~3/3)
毎年恒例の広告コンクール。
身近で馴染みのある広告が多く展示されるのも楽しみのひとつ。
ここに、建築は、可能か 第13回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館帰国展
ギャラリー間
(1/18-3/23)
陸前高田市に建つより人間的で居心地の良い空間を目指した「みんなの家」の竣工に合わせ、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞した日本館の試みが見られる展覧会。
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