2012年10月19日金曜日

樹脂ボディの2つ目

先日、いろいろ写真の機材を整理する機会があって、使わなくなっていた古いカメラを久しぶりに触りました。

Kodak Brownie Starflexというカメラで、1957年から1964年にアメリカのコダック社で製造された安価なシリーズの固定焦点中判カメラです。

一時期フィルムのトイカメラが流行った時期がありましたが、このカメラはボディこそ樹脂製でトイカメラみたいですが、ファインダー専用レンズと撮影専用レンズを持つ二眼レフカメラ

フィルムのサイズが特殊なため、古道具屋で買った当時でさえ「インテリアのアクセントに~」という謳い文句だったと思いますが、立派なアンティークカメラです。
専用のフラッシュライトが標準で付いているところもなかなかマニアック。

このカメラで使用するフィルムは127フィルムと言って、幅4cmのロールフィルムです。
1996年にコダックが製造を中止したので手に入らなかったフィルムですが、現在はクロアチアのフォトケミカで細々と製造されています。
愛好家の間では同じロールフィルムで幅6cmの120フィルムが手に入りやすいため、120フィルムを127フィルムのサイズにカットしてリールに巻き直して使う例も多いようですね。

期限切れの127フィルムがあるので、いつか巻き直しをして撮影してみたいと思っています。

>>以前にブログで紹介した127フィルム

3 件のコメント:

  1. わー!かっこいいですね!
    カメラのボデイや2眼なのも素敵ですがフラッシュがバシャッとなる所のが雰囲気が出てていいですね!

    ハリポタの恐らくアズカバンの囚人のやつに出てた男の子が持ってたのを覚えています。あれは1眼だった気がしますが。

    カメラいいですねー!
    もっと勉強したくなりました!

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  2. 写真というメディアは現実の世界を記録するという事がベースですが、実はとても深いです。
    研究生ゼミではそういった表現の広さ、深さを体験することを大切にしています。

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  3. そんなこと言われたら研究生になりたくなってしまうじゃないですか!

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