2012年8月8日水曜日

文字がおもしろい


竹尾青山見本帖で開催中の「タイポロジック二〇一二」に行ってきました。(8/10まで)

デザインとアートの両面から世界で活躍しているデザイナーや作家が参加している「タイポグラフィー」作品の展覧会です。

やはり文字をテーマに開催中でレビュー記事で紹介した「モジもじ文字」展(武蔵野市吉祥寺美術館)に出品されていた「嵯峨本フォントプロジェクト」も組版模型が展示されていました。やはり注目のプロジェクトなのですね。

個人的にはデザイナーのヨアヒム・ミュラー=ランセイ(Joachim Müller-Lancé)氏の「東西文字遊び(east-west letterplay)」が、ちょっと古い感じもありますがすぐ使えそうな無理のないアイデアで良いと思ったのと、安次嶺綾香さんのおたまじゃくしをモチーフにしたフォント「もじたまじゃくし」がユーモラスで完成度も高く感じました。

会期終了間近ですが、グラフィックデザインの学生さんには、「作品」としての完成度や見せ方などもとても参考にしてほしいと思う展覧会でした。





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