屋外や室内など条件を変えて撮影を繰り返しました。
写真はすべてclapで撮影したもの。
補正なし、トリミングなしですが、解像度のみオリジナル(1280×1024)から下げています。
まず操作感については、トイカメラ全般に言えることですが、本体が小さく軽いことから手振れが起こりやすいですね。
特にclapはその小ささから、シャッターボタンが恐ろしく小さい上、カチッという触感のためぶれやすいように感じます。
撮影時は必要以上に手振れに注意。
電源のON-OFFや静止画撮影の記録中マークなどがLEDランプで点灯表示されるのですが、このLEDがカメラ本体の前面についているため、撮影中に確認しづらいのは難点。
前面のアクセントや、背面をフラットにするためのデザインなのでしょうか。
ファインダーがないことが、逆に撮影している時の楽しみになるというのはちょっと面白い感覚でした。
液晶がないので、フィルムカメラのような後で写真の出来上がりを見る楽しみにもつながります。
次に撮影してみて感じたことですが、画角は意外と狭いように感じました。
35mmカメラの50〜60mm程度のレンズに相当するのではないでしょうか。
この小ささでノーファインダーですからもう少し広角だと狙いやすいように感じましたが、逆に撮像画角が狭いことで、意外なトリミングができているということも言えそうです。
晴天の屋外や明るい窓際の室内では、ホワイトバランスも良く、きれいな色調表現です。
トイカメラでこれだけ写れば充分ですね。
逆に室内や接写は難しいです。
最短撮影距離は約30cmが限界のようです。
接写では極端にホワイトバランスが狂い、ノイズも多く出ます。
ただこの感じが古い写真のような味にもなり魅力でもあります。
ノーファインダーということもあるので、同じショットを数多く撮影することで、良いショットが得られるのではないでしょうか。
その点はデジタルの利点ですね。
いずれにしても「このカメラで撮影している」という楽しさと、「どう写っているか?」という偶然性や意外性などを楽しむカメラとして持っていて楽しいカメラでした。
カメラ仕様
静止画解像度:1280×1024
画素数:200万画素
レンズ:F2.8 f=3.2mm
ISO:100
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