会期最終日の仕事の合間の駆け込みです。
会場には、デザイン学校で一緒の専攻を教えていらっしゃるI先生が、やはり最終日ということで急遽学生達を引率して見学中。
Macでのデザインワークしか知らない今の学生さんにはどのように映ったのでしょうか。
後日の授業で学生達に感想を聞いたところ、作品のきれいさ、凄さには圧倒されたものの、デスク上に並べられた様々な画像素材や版下、赤ペン指定紙の山々がピンときていないようでした。
ちょうど印刷の仕組みを学習する回だったので、解説しながら版下と色指定についても触れ、DTPの意味を理解してもらいました。
事前に版下や指定紙を見ていたおかげでより理解が深まったのではないでしょうか。
それにしても佐藤晃一氏のポスターは今までどんな指定をしているのかとても不思議に思っていましたが、今回の展覧会で版下と指定紙を展示してあって(しかも触っていい)とても勉強になりました。
今ではまったく作られなくなった指定原稿ですが、原理としては知っておいて欲しい知識。
ゼミ的にでも実施したくなるメディアです。
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