1968年の1次から毎年発行され1973年の6次まであります。
「〠」だけでなく「身体」や「手」が付くと、よりキャラクターとして完成され、「〒」マークが郵便配達さんの「帽子」と「鼻」になっていることもより強調される気がします。
切手の刷りは2色から3色刷りとシンプルな印刷ですが、上手く白を生かしているためとても良いデザインとしてまとまっています。
最近は小額切手にもは6色、7色刷りが多く見られますが、こうした色数の少ない切手を見ていると、印刷知識だけでなくグラフィックデザインの勉強にもなります。
郵便番号宣伝切手 1次 1968年発行
郵便番号宣伝切手 2次 1969年発行
郵便番号宣伝切手 3次 1970年発行
郵便番号宣伝切手 4次 1971年発行
郵便番号宣伝切手 5次 1972年発行
郵便番号宣伝切手 6次 1973年発行
こうして全て並べて見ると壮観ですが、特に1971年4次の数字でビルの町並みが表現されたデザイン、1972年5次の10円の構成と配色のバランス、1973年6次の10円に見られる数字の木などは良いですね。
最近は「料金別納」などの表示規格が緩くなったせいもあって、切手を貼らない郵便物が増えましたが、こうして切手を見ると、いつまでもなくならないで欲しいものだと思います。
郵便番号宣伝16種完セット |
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