先日、学生のころの友人の個展を拝見しに千駄ヶ谷へ行きました。
東京体育館の敷地を抜けると国立競技場の建て替えで更地となった広大な土地が広がり、外苑西通りへ降りて青山方面へ歩いて行くと、工事フェンスで囲まれた古いアパート群が現れました。
このアパートは1961年ごろに建設された都営霞ケ丘アパートで、新国立競技場の用地として取り壊しが決定し解体工事が始まっている模様ですが、一部がまだ仮囲いの部分があったので近づいて撮影。
なかなか趣のあるアパートで、窓に張り出した庇のリズムがとても美しい陰影を作っています。
そしてなんと嬉しいことに給水塔がまだ残っていました。
直方体のボックスタイプですが、RC造で支え部分が柱構造で抜けているデザイン。
このタイプは円柱型ではわりとありますが、直方体のボックスではあまり見かけないタイプ。
世田谷区の都営下馬アパートにこれと良く似た給水塔があるようなので、今度行ってみたいと思います。
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