2015年11月26日木曜日

和製の最高級フランス式

自転車用のポンプが壊れました。

クロスバイクやロードバイク用に高圧で空気を入れられるフレンチバルブ用のポンプヘッドから空気が漏れています。
これでは圧力があがらないので、ポンプの買い替えを検討してネット検索。

ネットで調べるうちにどうやらポンプヘッドだけを替えるという選択肢があるようで、しかもネットでヒットしてくる「ヒラメ」というヘッドが何やら最高に良いらしいとわかりました。

KUWAHARA BIKEWORKS というメーカーが製造していて、職人さんが手作りしているものなのだとか。

というわけで注文したヘッドが届きました。


プラスチック製のヘッドが多い中、金属の質感がプロっぽくて美しい。適度な重量というのも使用感を盛り上げてくれます。
使うたびに嬉しくなりますね。
機能美というのはやはりデザインの基本なのだと改めて感じます。

さて使用感ですが、ポンプヘッドをバルブに差し混む時に、これで良いの?というくらい簡単にセットでき、チューブにストレスを与えないので安心。
もちろん空気も入れやすい。

プロの現場で使われるものですが、フレンチバルブ初心者にこそ絶対コレがオススメ。
ポンプをまるごと買い替えられる価格ですが納得の製品。

もっと早くに出会いたかった一品です。

2015年11月23日月曜日

ここでは見納め。

渋谷のポスターハリスギャラリーが閉鎖してしまうそうです。

これまでアングラ演劇ポスターの企画展を行っていたギャラリーだけに、閉館が惜しまれますが、ギャラリーのあるビルの老朽化による建て替えということだそうで、ビルがなくなることも含め二重の打撃。

ギャラリーでは現在クロージング企画「ジャパン・アヴァンギャルドーアングラ演劇傑作ポスター展」が開催中なので行ってきました


アングラ演劇ポスター100点を3期に分けて展示する企画で、現在の第2期は劇団状況劇場のポスターを集めた展示。(12/6まで)

このアングラ演劇ポスターは、5月に渋谷ヒカリエホールで開催された「現代演劇ポスター展-演劇の記憶、時代の記憶、都市の記憶-」でも多くを見ているのですが、今回は劇団ごとのくくりで展示されるので、同じものがあってもまた見え方が変わり新鮮な鑑賞となりました。

とても小さいギャラリーで一回の展示も30点ほどですが見応えありの企画展でした。
500円のチケットで会期中は何度でも入場可能。しかも12/9からの第3期は天井棧敷
天井棧敷のポスターには横尾忠則、宇野亜喜良、粟津潔などなどが関わっているのでなんとしても行かねばなりません。


>>このブログで触れたこれまでのアングラポスター系の記事

2015年11月22日日曜日

秋の彩り一盛りで。

秋になって色とりどりの野菜が多く並ぶので、うれしくなってつい買い過ぎてしまいます。
にぎやかな彩りがキレイなので、すべて一盛りにできるソテーを作りました。

野菜はズッキーニ、ニンジン、レンコン、シメジ、マッシュルーム、ミョウガ、ムカゴ、マイクロトマト、ミブナの9種。

熱が通りにくいものは薄くカット、生でも食べられるマッシュルームはコロンとした切り方で焼き目がつく程度に軽くなど少しだけ考えながら野菜を焼いたら取り出して肉を焼き、最後にソースを。

バルサミコベースですが醤油を加えて少しだけ和風テイストに。

たまたま安く手に入ったマイクロトマトが見た目にも味にもアクセントになりました。

器は明治伊万里の錦手六寸皿。
さらに賑やかでおめでたい感じになりました。

<いろいろ野菜と塩豚のソテー>
野菜は火の通りを考えてカット、ニンニクの香りを移したオリーブオイルでソテーして取り出す。塩豚も焼いて取り出し野菜とともに器に盛っておく。
バター、バルサミコ、醤油、ハチミツでソースを作り回しかけ、コショウをひき、マイクロトマト、青菜を飾る。

2015年11月19日木曜日

南米の古代食。

少し前ですが、旅先の和食やさんでキヌアをはじめて食べました。

はじめなんだかわからず、球状の本体の周囲に根のようなものが巻かれている形状からトンブリ?とも思いましたが、トンブリはアカザ科、キヌアはアカザ亜 科で、いずれもほうれん草の仲間という近い関係の雑穀なのだそうです。
どちらも栄養価が高いのですが、キヌアは植物性食品の中で唯一すべての種類のアミノ酸が含まれていると聞くととても「偉い」ものに思えます。

乾物なので日持ちが良いのでさっそくお試し購入。

生トンブリの歯ごたえには負けますが、色が白いので何にでも合わせやすい点ではキヌアの方が使いやすいでしょうか。

乾燥キヌアはそのまま茹でてニンジンに和えてみました。
見た目の変化と食感が楽しいですね。

<キヌア入りニンジンのお浸し>
キヌアは15分ほど茹ででザルにあげておき、極細の千切りにしたニンジン、細く割いたシメジを、出汁、みりん、醤油でごく軽く煮て冷ます。
煮汁以外をボウルに取りキヌアと軽く和えたら器に盛り、白ゴマ、小口切りした青ネギの葉先の細いところを散らす。

2015年11月17日火曜日

短縮の謎解明か。

完成まで300年とも言われていたサグラダ・ファミリア(Sa­grada Familia)が、2026年に完成予定という発表があり、CGによる完成予想動画が公開されたのが、2013年の10月。
その時からなぜそんなに工期が早まったのか謎でしたが、この映画「創造と神秘のサグラダ・ファミリア」で解明されそうですね。(12/12から公開)

楽しみです。



こちらが完成予想の3DCG。
この映像を見る限り、まだまだ完成しそうにありませんね。
(当時ブログに紹介したつもりでしたが、記事が見つかりませんでした。)



2015年11月9日月曜日

奇跡の造形とテクノロジー。

21_21DESIGN SIGHTで企画展「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」が開催中。(2016/2/7まで)


グッゲンハイム美術館のアネックスであるビルバオの建築家として有名なフランク・ゲーリーの、ユニークな造形が生まれる過程を紹介する大規模な展覧会です。

この展覧会の見どころのひとつが近年のプロジェクトであるル・ルボ脳研究所、エイト・スプルース・ストリート、シドニー工科大学/ドクター・チャウ・チャク・ウィング棟、Facebook本社/西キャンパス、などの制作プロセスをスケッチと模型、竣工写真で展示したメイン会場。

様々な思考から、制作しては変更を繰り返される模型によるスタディは、表面的に感じられることもあるゲーリー建築の空間意識の深さにも迫るものです。


もうひとつがゲーリー建築の形態を実現するテクノロジーの紹介映像。
航空機の設計などに用いられるダッソー・システムズ社のCATIAをベースにして、共同開発されたGehry Technologies社(ゲーリー・テクノロジー社)の「Digital Project」を用いた設計プロセスの紹介映像ですが、専門的になりすぎない適度な解説を交えた感覚的な映像で、こちらはUI(user interface:ユーザインタフェイス) の開発にも携わるビジュアルスタジオのWOWが制作。

建築家の展覧会では、つい最近「オスカー・ニーマイヤー展(会期終了/東京都現代美術館/会場構成:SANAA)」がとっても期待外れで警戒していましたが、大満足な内容。
建築家の展覧会はこうあるべきという、ひとつのモデルのような展覧会でした。

建築系、空間系を学んでいる学生さん必見の展覧会です。


表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京では「フランク・ゲーリー/ Frank Gehry パリ - フォンダシオン ルイ・ヴィトン 建築展」開催中との情報がありました。
こちらも見に行かねばなりませんね。

2015年11月6日金曜日

八丈島/ダイビング

水中用の新しいカメラを抱えて秋の八丈島へ。
夏から逸れていた黒潮がやっと近づいてきて、少しは水温が上がってきた様子。
そうは言っても気温はやっぱり秋。
水中よりも陸上の方が寒いという状態です。

潮が安定していなく潜れるポイントが限られましたが、ゆったりマクロで楽しめました。
今回初使いのLUMIX DMC-GX7も快調。
これまでのコンデジに比べ、タイムラグが極端に短いのでシャッターチャンスを捉えやすくなりました。

悔しいですが高価な器材はそれなりに結果を出してくれますね。

Panasonic LUMIX DMC-GX7/INON D-2000 1灯 STTLモード/絞り:f1/8 シャッタースピード:1/320
クマドリカエルアンコウの幼魚.クマノミの幼魚.イソギンチャクモエビなど